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 静のムクノキ

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樹種:ムクノキ

樹齢:約900年 

樹高:約30m

幹周:7.25m

所在地:那珂市静455

所有者:那珂市教育委員会

概要:

 静の桂木稲荷神社境内に生育している。幹は基部より腐朽して空洞化した老木の姿がある。ムクノキの北限の巨木として珍しい。応徳3年(1086年)源義家が奥州征伐の途中,この社に戦勝を祈願した折,持参した鞭を地上に挿したものが根付いたと伝えられる。県指定文化財。

 熊野神社のムクノキ

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樹種:ムクノキ

樹高:21m

幹周:3.2m

所在地:取手市高須(飛び地)

概要:

 小貝川の高須橋東側に,高須の飛び地がある。そこに熊野神社があり,鳥居の右側にムクノキの巨木がある。

 

○「取手市の巨木と名木」(2010年,取手市緑化推進委員会 発行)より引用 

 奥原町鹿嶋大神宮のムクノキ

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樹種:ムクノキ 

樹齢:約300年

樹高:左19.2m,右22.1m

幹周:左3.1m,右2.92m

所在地:牛久市奥原町2222 鹿嶋大神宮境内

所有者:鹿嶋大神宮

概要:

 関東以西の暖地に自生する落葉高木である。枝が横に広かる性質を持っているので,地上に広い日陰をつくってくれる。春に新しい枝の下に黄緑色の雄花が咲き,上の葉に雌花がつく。秋にできる実は,甘味があり食べられる。

 鹿嶋大神宮は,平安時代初期(806年)に創建されたが,火災により江戸時代(1646年),明治時代(1907年)に再建されている。社殿の前に夫婦のように並んだムクノキは,江戸時代のものと思われる。

 鎮守の森の神木や神聖な木として祀られている。祭礼や初詣,七五三などに参詣する。総代などの役員を中心に,氏子で祭礼や境内の管理をしている。

 島田町のムクノキ

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樹種:ムクノキ

樹齢:約500年

樹高:26.1m

幹周:6.09m

所在地:牛久市島田町1727

概要:

 関東以西の暖地に自生する落葉高木である。朝鮮半島から中国大陸にも分布している樹木で,幹は灰褐色,葉は卵形で縁のギザギザは鋭く,枝は横に広がる性質を持っている。

 材は割れにくいので,昔は天秤棒・農具・下駄の歯・櫛などに利用されていた。

 このムクノキには,御信名様(おしんめいさま)(蚕の神様)が祭られており,所有者の家では御神木として大切に守ってきた。

 氏神様の神木として祀っている。目立つ巨木なのでよく話題にされる。時折見学者の来訪がある。

 正直町皇産霊神社のムクノキ

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樹種:ムクノキ

樹齢:約400年

樹高:15.7m

幹周:3.33m

所在地:牛久市正直町1170-1 皇産霊神社境内

所有者:皇産霊神社

概要:

 関東以西の暖地に自生する落葉高木である。枝が横に広がり涼しい日陰をつくってくれるので屋敷林によく植えられる。小枝も葉もざらざらしているのが特徴で,昔は葉で細工物などを磨いていた。春に花を咲かせ,秋につける黒く熟した実は甘く,ムクドリがよく食べに来るという。

 皇産霊神社(こうさんれいじんじゃ)は,武神である武甕槌命(たけみかずちのみこと)を祭神として,平安時代中期(973年)に創建された。

 鎮守の森の神木や神聖な木として祀られている。祭礼や初詣,七五三などに参詣する。総代などの役員を中心に,氏子で祭礼や境内の管理をしている。

 大塚戸のムクノキ

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樹種:ムクノキ

樹齢:約400年

樹高:20m

幹周:5.8m

所在地:常総市大塚戸町786

所有者:一言主神社

概要:

 一言主神社は,大同4年(809年),大和国葛上郡葛城の一言主神を迎え,鎮祭したと伝えられる。
  ムクノキの名は,大木になると樹皮が縦に割れ剥げ落ちるところから“剥げエノキ”と呼ばれ,転じて“ムクエノキ”,“ムクノキ”となったともいわれる。ムクノキは枝が長くしなだれる独特の樹形で遠方からも識別できる。

 

○「茨城の名木・巨樹」(1996年,茨城県緑化推進委員会 発行)より引用