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更新日:2023年5月1日

茨城県水産試験場のあゆみ

水産試験場のあゆみ(年表)

年月日

沿革

明治32年11月17日

通常県議会において水産試験場の設置及びこれにともなう明治33年度予算が議決される。

明治33年4月12日 東茨城郡磯浜町明神町に水産試験場が設置創立され調査指導業務が開始される。
初代場長(若月貫一:明治33年4月12日~明治33年9月19日)発令される。
明治37年4月1日 場内に水産講習所を併設し,水産教育にあたる。
明治37年4月26日 講習室及び実験場増設。
明治39年 本邦第2番目の動力付き指導船「筑波丸」が建造される。
明治41年3月31日 水産講習所が廃止される。
明治43年4月1日 霞ヶ浦北浦漁業基本調査が開始される。
大正2年4月1日 霞ヶ浦北浦漁業基本調査が終了する。
大正2年9月9日 霞ヶ浦北浦水産蕃殖十カ年継続事業が始まる。
大正3年 県議会において水産試験場の廃止が決議される。
大正4年10月 指導船「筑波丸」が売却される。
大正8年7月30日 指導船「茨城丸(初代)」が建造される。
大正8年8月12日 「茨城丸」漁獲物の処分方法について県有財産管理規則の特例が認められる。
大正9年3月29日 県令第17号をもって水産試験場規定が定められる。
大正9年4月1日

県庁内に水産試験場がおかれ磯浜町明神町に磯浜出張所が設けられる。

(大正8年通常県議会議決)
場長事務取扱規程施行(農商務省指令第658号)

大正9年4月20日 「茨城丸」に無線通信装置が設置される。(漁船用小型無線)
大正9年5月25日 場費の国補定まる。(講習経費)
大正9年7月 土浦市手野養魚場を買い入れ食用蛙の養殖場とする。
大正9年9月30日

県告示第394号をもって水産試験場所属業務場所が次のように定められた。
磯浜出張所,土浦出張所,志戸崎派出所,牛堀派出所,掛崎派出所,土浦養魚場,

手野養魚場,志戸崎孵化場,掛崎孵化場,大山孵化場,石崎孵化場,磯崎海羅試験池,

折笠海羅試験池

大正10年1月1日 水産試験場庶務細則及び乗員服務細則施行。
大正12年3月31日 霞ヶ浦北浦水産蕃殖10年計画事業が終了する。
大正12年5月10日 磯浜出張所が廃止される。
大正12年10月20日 湊出張所が設置される。
大正13年 漁網の保存講習を磯浜町において開催する。
特別会計をもって霞ヶ浦北浦に鯉児200万尾を放流。
漁業中心人物養成のため伝習生7名を養成する。
大正13年2月 魚類の保護増殖に関する講演会を県下13ヶ所において活動写真を用いて行う。
大正13年6月 漁業と海洋に関する講演会を港町大漁館で行う。
大正14年4月28日

県訓令第112号により本場地方産業職員定数,農林主事補1人,地方農林技師2人,

農林技手3人と定められる。

大正15年4月 遠洋漁業研究会が初めて高知にて開かれ,場員が出席する。
大正15年7月 商工水産課独立。
大正15年10月 国補により那珂川,久慈川にさけ人工孵化場が設けられる。
大正15年12月13日 「茨城丸」代船建造の漁民大会が県公会堂にて開かれる。
昭和2年1月10日 公魚(わかさぎ)人工孵化事業を水産会に許可する。
昭和2年4月1日 副業としてドジョウの蕃殖事業を奨励する。
昭和2年6月20日 指導船「茨城丸(2代目)」を建造する。
昭和2年10月 米国産ストライプドバスを移植する。
昭和3年3月31日 磯崎海羅試験池,折笠海羅試験池を廃止。
昭和3年6月1日

水産試験場陸上無線電信電話通信所を県庁内に設置(電信500ワット,電話250ワットの

最新式通信機)する。

昭和3年6月4日 県公会堂において通信所の開所式を行う。
昭和3年6月 米国産淡水エビ,シャット,クラッピーを移植する。
昭和4年5月1日 湊出張所を廃止しその場に本場を移転する。
無線通信所を湊町北山の上(現在ザイの茨城県立那珂湊第一高等学校)に移転する。
昭和5年12月 琵琶湖産源五郎鮒を神の池,牛久沼に移植する。
昭和6年5月 琵琶湖産小鮎を久慈川に移植する。
昭和7年10月25日 漁業取締船「常磐丸」が進水する。
昭和7年11月 瀬田しじみを那珂川,久慈川,霞ヶ浦に移植する。
昭和8年8月5日 湊町東塚原に本場庁舎を新築起工。
昭和9年1月 場業務として講習部を開設し水産教育にあたる。
昭和9年3月31日 本場庁舎新築落成。
昭和9年4月13日 本場庁舎の落成式を行う。
海産稚鮎を久慈川に移植する。
昭和9年5月9日 講習細則定まる。
昭和9年7月10日 「茨城丸」を大改造する。
昭和10年3月31日 孵化場(志戸崎,掛崎,大山,石崎)を廃止。
昭和10年6月20日 千葉県産伊勢蝦を移植する。(川尻,日高地先)
昭和11年11月 場長統率のもと「茨城丸」により豆南漁場調査隊派遣。
昭和12年10月 カムルチー(らいぎょ)を霞ヶ浦北浦に移植する。
昭和12年11月 沿岸指導船「常洋丸」を建造する。
昭和13年8月12日

霞ヶ浦北浦水産振興場が設置され,土浦,掛崎,牛堀,志戸崎の各出張所及び

各孵化場が本場から分離する。

昭和14年5月1日 磯浜町祝町に養鰻場を造り稚鰻養成配給事業を開始する。
昭和14年11月15日 「茨城丸」代船(高宮丸)を購入する。
昭和16年9月20日 指導船「茨城丸」が軍に徴用される。
昭和17年3月31日 講習部が廃止される。(水産学校発足)
昭和17年12月23日 那珂湊市築港埋め立て地に庁舎を新築。(旧庁舎を町立女学校舎として町に移管)
昭和19年5月10日 「茨城丸」が沈没する。
昭和20年3月31日 指導船常磐丸を建造する。
昭和21年12月10日 漁業用陸上無線局舎を築港埋め立て地に新築する。
昭和23年5月10日 大型遠洋漁業指導船「茨城丸(4代目)」を建造する。
昭和25年3月30日 「磐洋丸」三隻を購入,餌料いわし蓄養事業を開始。
昭和25年3月31日 指導船「常磐丸」を水産学校に移管する。
昭和25年4月1日 那珂湊気象観測所が国から移管される。
昭和27年1月20日 市内二丁目に缶詰工場を竣工し,業務を開始する。
昭和27年12月31日

久慈町漁業協同組合から無線局施設の移管を受け本場久慈陸上無線局として発足する。

さけます孵化場を那珂川漁業協同組合に移管する。

昭和28年3月31日 那珂湊陸上無線局を市内和田の上に移転する。
昭和28年5月20日 常洋丸を売却する。
昭和28年9月30日 近海指導船「平和茨城丸」を建造する。
昭和28年12月10日 「茨城丸」,母船式まぐろ漁業調査のため場長自ら乗船して印度洋へ出漁。
昭和29年1月20日 磯浜町祝町の養鰻場を水産課に移管する。
昭和29年6月 「平和茨城丸」が東支那海に出漁し,さば漁業を開拓する。
「磐洋丸」三隻を売却,イワシ蓄養事業を中止する。
昭和30年4月1日 水産業改良普及事業を開始する。
昭和30年6月28日 「茨城丸」を売却する。
昭和30年12月20日 久慈町に久慈陸上無線局を設置。
昭和31年5月15日 原子力海洋調査が開始される。
昭和31年9月30日 那珂湊港修築工事のため庁舎を水産学校跡の埋め立て地北側に移転する。
昭和31年10月30日 庁舎を増築する。
昭和32年4月1日 県組織規則改正により,庶務係,指導係,調査研究係の3係が置かれる。
昭和33年10月 いわし餌料蓄養試験が再会される。
昭和33年11月15日 南方まぐろ漁業調査のため,漁業公社船「茨城丸」に調査員の乗船を始める。
昭和34年3月27日 沿岸漁業調査船「ときわ」が竣工。
昭和34年8月1日 県組織規則改正により庶務係,指導係,資源係,利用普及係の4係制となる。
昭和34年10月20日 組織が係制から部制へ変更となる。(庶務部,指導部,資源部,利用普及部)
昭和35年5月31日 水産技術センター竣工。
昭和35年5月 さんまのソーセージ原料化試験を開始する。
昭和36年1月31日 缶詰工場を株式会社那珂湊缶詰公社に払い下げる。
昭和36年7月26日 いわし蓄養作業船「さざなみ」が竣工する。
昭和37年1月10日 創立60周年記念事業。
昭和37年9月28日 漁業調査指導船「水戸丸」が竣工する。
昭和37年 水産技術センターが事業を開始する。(昭和41年度まで)
昭和39年4月1日

漁業無線局業務が水産施設課へ移管されるとともに,名称が茨城県漁業無線局,

同久慈支局に改められる。

昭和40年7月15日 磯崎実験所を新設。(那珂湊市磯崎町)
昭和42年4月1日 那珂湊気象観測所を廃止。
昭和42年9月1日 磯崎実験所を廃止。増殖部となり,庶務部,漁業部,資源部,加工部の5部となる。
昭和43年3月31日 加工部が廃止される。
アワビの種苗生産事業が開始される。
昭和43年4月1日 改良普及部が設置され,庶務部,漁業部,資源部,増殖部の5部となる。
水産加工研究所が独立する。
昭和43年11月22日 水産試験場庁舎新築のため那珂湊市魚市場上屋に仮移転する。
昭和44年4月1日 水産試験場新庁舎へ移転(那珂湊市平磯町三ッ塚)
改良普及部が漁政課へ移管される。
昭和46年1月31日 調査指導船「ときわ(2代目)」が竣工。
昭和46年4月1日 組織改正により環境部が新設され,庶務部,漁業部,資源部,増殖部の5部となる。
昭和47年4月1日 漁業研修所が水産試験場に設置される。
昭和49年6月30日 「水戸丸(2代目)」が竣工。
昭和54年 栽培漁業センター着工。(3カ年)
昭和56年6月1日 漁業研修所が廃止される。
昭和57年3月25日 漁業調査指導船「ときわ(3代目)」が竣工。
昭和57年6月1日 栽培漁業センター竣工。
組織改正により,庶務部,漁業部,環境部,資源部,増殖部,種苗部の6部となる。
昭和59年4月1日

水産加工研究所が水産試験場に統合され,庶務部,漁業部,環境部,資源部,

加工開発部,利用普及部,増殖部,種苗部の8部となる。

昭和60年2月1日

茨城県漁業無線局,同久慈支局が統合され,茨城県漁業無線局となる。(所管は水産施設課)

昭和61年3月15日 「水戸丸(3代目)」が竣工。
昭和63年10月 第8回全国豊かな海づくり大会が大洗町で開催される。
栽培漁業指導船「あさなぎ」が竣工。
平成6年10月 開放型加工実験棟竣工。
平成7年3月31日 「ときわ(4代目)」竣工。
平成7年4月1日

組織改正により,庶務部,研究調整部,経営普及室,海洋漁業部,沿岸資源部,

浅海増殖部(栽培技術センター),加工開発部,利用普及部の7部1室となる。

平成8年4月1日

組織改正により,庶務部,研究調整部,経営普及室,海洋漁業部,沿岸資源部,

浅海増殖部(栽培技術センター),利用加工部の6部1室となる。

平成11年4月1日 漁業無線局が水産試験場に統合される。
研究調整部の名称が経営管理部に変更される。
平成22年8月 「あさなぎ(2代目)」竣工。
平成15年3月 「いばらき丸」竣工。
平成23年4月1日

内水面水産試験場が水産試験場に統合され,内水面支場となる。
管理普及部,定着性資源部,回遊性資源部,水産物利用加工部の4部と

漁業無線局および内水面支場の増養殖部,内水面資源部の6部1局体制となる。
内水面試験場県北支場は廃止される。

平成26年3月31日 「ときわ」廃船。
平成29年9月 「あさなぎ(2代目)」廃船。
平成31年3月20日 漁業調査指導船「せんかい」竣工。
令和2年3月26日 調査船「おおとり」竣工。
令和2年4月 内水面支場研究棟及び魚類飼育実験棟竣工。

このページに関するお問い合わせ

農林水産部水産試験場管理普及部

〒311-1203 茨城県ひたちなか市平磯町三ツ塚3551-8

電話番号:029-262-4158

FAX番号:029-263-0414

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