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現在の日本の食料自給率は、カロリーベースで40%と先進国のなかで最低水準となっています。食料は「いのち」の源であり、気候変動などの影響により輸入できなくなることも想定され、
安全保障の観点からも食料自給率を高めていく必要があります。このため、農業生産の基礎となる農地や農業用水等の農業生産基盤の整備や保全が重要となっています。
また、農業・農村は、食料供給の役割だけでなく、洪水から都市に暮らす人々や施設を守る国土の保全機能や、美しい景観を提供する保健休養機能などの多面的な機能を持っています。
このような農業・農村の持つ多面的機能を発揮するには、農業が持続的に行われ、そこに住む人々が快適な生活を送れるよう農業農村の整備を計画的に進めていくことが重要です。
このため、平成23年6月に策定した「第7次土地改良5カ年計画(2011〜2015)− いばらき農業農村整備プラン−」により、農業農村の整備を計画的・効率的に進めています。
「第7次土地改良5カ年計画(2011〜2015)− いばらき農業農村整備プラン−」の概要
1 計画の目標と基本方針
農業生産を支える基盤づくり
(1)水田農業の持続的な発展に向けた整備
・食料の安定供給を支える生産基盤を計画的に整備
・基盤整備を契機とした担い手の確保,農地利用
集積の促進
・高品質な転作作物の生産拡大に向けた水田の汎
用化を推進
(2)競争力ある青果物産地を育成するため
の畑地整備
・高品質な農産物を安定的に供給できる生産基盤
の整備
・畑地かんがい施設を利用した営農体系の確立
(3)農業用水の安定供給
・広域的な農地に用水を安定供給するための農業
用水施設整備の推進
(4)農村地域の基幹的な交通網の整備
・効率的な輸送体系を確立と農村地域の交流
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整備された畑
(第3回フォトコンテスト) |
地域資源である農業水利施設の適切な保全管理
(1)農業水利施設の適切な機能保全による
施設の長寿命化対策
・全面的な改築・更新から長寿命化対策への転換
・農業水利施設の情報の一元化
・公共性の高い施設の保全・管理を地域ぐるみで
行う取り組みの推進
(2)農地や農業水利施設の災害の防止
・農地などへの冠水被害を防ぐ排水施設整備の推進
・地盤沈下により機能が低下した用排水施設の改修
・老朽化診断調査結果に基づくため池整備の推進
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整備された農業用ため池 |
地域ぐるみで取り組む魅力ある農村づくり
(1)農村資源と自然環境の保全対策
・農地や農業水利施設の必要性・公共性・公益性
の理解促進
・地域住民が一体となり農地等を管理・保全する
取り組みの推進
・生物多様性を保全する取り組みの推
・農業水利施設を利用した霞ヶ浦の水質浄化の取
り組みの拡大
(2)住みやすく心地よい農村環境づくり
・農業集落排水施設整備等の総合的な環境整備を
推進
・バイオマス利活用の啓発推進
・耕作放棄地の有効活用の検討
(3)中山間地域農業の活性化
・中山間地域の活性化,多面的機能や農村景観の
保全
・自然エネルギーの有効活用の検討
(4)都市と農村の交流推進
・都市農村交流活動を通し,農村住民と都市住民
との協働による農村の活性化を推進災害に備え
た体制整備 |
集排処理施設と国営黒子幹線
(第2回フォトコンテスト) |
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2 計画の目標指標
<<目標指標>
*( )は、整備率で整備対象に対する割合(%)
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