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4 原子力の安全と防災 

4-10 茨城県の農林水産物は安心できる?

東京電力福島第一原子力発電所の事故後,国は,食品中の放射性物質の暫定規制値を設定し,暫定規制値を超える食品が市場に流通しないよう出荷制限などの措置をとりました。    

暫定規制値を下回る食品については,健康への影響はないと評価され,安全性は確保されています。さらに,より一層,食品の安全と安心を確保するために,2012年4月から新たな基準値(※14)が設定されています。

新基準値は,特別な配慮が必要な「飲料水」「乳児用食品」「牛乳」とそれ以外の食品を区分し,私たちが日々口にする食品は,個人の食習慣の違いの影響を最小限にするため一括して「一般食品」となりました。

「一般食品」の100ベクレル/kgは,乳幼児をはじめとするすべての世代に配慮した基準です。

「乳児用食品」「牛乳」は,放射線への感受性が高い可能生があるとされる子供への配慮から,独立の区分とし,50ベクレル/kgとされています。

「飲料水」の基準値は,すべての人が摂取し,代替がきかず,摂取量が多いことから,WHO(世界保健機関)が示している基準を踏まえ,10ベクレル/kgとされています。

 

セシウム 使用中

※14 事故から時間が経過し,セシウム以外の放射性物質の量はかなり少なくなっているため,基準値はもっとも測定しやすい放射性セシウムによって,他の放射性物質を代表させようという考えに基づき設定されています。

県の農林水産物は,基準値を超えるものが流通することのないよう,国の示した検査の考え方に基づき,安全確認をしっかり行っています。

福島第一原子力発電所の事故後,年間約30,000件の検査を実施していますが,2012年度以降は,そのほとんどが定められた基準値を大幅に下回っており,安全性が確認されています。 

農林水産物の放射性物質検査結果や出荷制限等の最新情報は,                                茨城県農林水産物モニタリング情報(外部サイトへリンク)をご覧ください。

 

【本県における農林水産物の放射性物質検査数】

 

品目数

検体数

主な品目

殻類

10

4,104

米(玄米),麦類,そば(玄そば),落花生,大豆 等

野菜類

50

1,612

ホウレンソウ,パセリ,ネギ,ミズナ,トマト,イチゴ,カンショ 等

果樹類

12

239

ウメ,ナシ,ブルーベリー,ブドウ,リンゴ,クリ 等

特用林産物

48

1,618

原木しいたけ,野生きのこ類,タケノコ,こごみ 等

畜産物

6

147,058

原乳,牛肉(全頭検査分含む),豚肉,鶏肉,鶏卵,馬肉

魚介類

174

14,669

シラス,カタクチイワシ,カレイ類,ヤマトシジミ,アユ 等

3

337

生茶葉,荒茶,飲用茶

農産加工品

1

27

干しいも

水産加工品

20

32

シラス干し,ワカサギ煮干し,蒸しダコ 等

324

169,696

 

 (2011年3月18日~2017年5月31日) 

 

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~目次~
原子力と放射線の基礎知識

 

1,茨城県と原子力


2,原子力について知りたい

3,放射線について知りたい

4,原子力の安全と防災

原子力関連ページリンク集(関連機関集)

    原子力と放射線を知るためのリンク集