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平成22年度 第4回 霞ヶ浦野外講座 夏・湖岸の植物としゅんせつの歴史

写真

内容

妙妓の鼻はヨシが優占しカモノハシ、カサスゲ、クサヨシ、チゴザサなどが繁茂した湿地草原です。

コジュリンをはじめオオヨシキリ、コヨシキリ、オオセッカなどの野鳥の繁殖地でもあります。

以前は野焼きが行われ、茅葺き屋根にヨシやカモノハシの刈り取りが盛んでしたが、現在は一部分で実験的に行われているだけです。雨水が育むミズゴケが生育しているのは注目されるところです。食糧対策、復員者などの就労対策のため昔から干拓事業が行われた地域です。


妙妓の鼻全景;広大なヨシ原です


ニガイチゴの実;
あまり美味しくありません


湖畔に繁茂するヨシ


望月先生の野鳥の話
興味深く伺いました


エゾミソハギ;
緑の草原に目立つ植物です


背丈を超えるヨシが繁茂しています

観察できた植物

ヨシ、ツルマメ、メドハギ、ノイバラ、オヘビイチゴ、ナガボノシロワレモコウ、ヌマトラノオなど抽水植物中心に約130種確認しました。