トップページ > イベント情報 > イベント結果(平成22年10月から12月まで) > 平成22年度 第7回 霞ヶ浦野外講座 恋瀬川源流部の植物と森林の変遷

平成22年度 第7回 霞ヶ浦野外講座 恋瀬川源流部の植物と森林の変遷

写真

内容

スギ林内には、南斜面であるためイズセンリョウ、カクレミノ、ビナンカヅラ、ヤブミョウガなど暖地性の植物が観察できました。シダ植物も豊富で、ベニシダ、トウゴクシダを中心にホシダ、フモトシダ、オオイタチシダ、リョウメンシダなどが見られました。約200種類が観察できました。

パートナーグループ作成のノギクの分類検索表を使って、現地で同定ができました。

霞ケ浦の水質と森林の役割について研修をしました。霞ケ浦流域の多様な生物の生育が水質改善に大きな役割を持つことが再認識されました。


アキノキリンソウは山の植物


カニクサ;栄養葉と胞子葉が別々についています


ホシダ;葉の先が稲穂のようです


ツリフネソウ;舟がぶら下がっているように見える?


フモトシダは暖地性です。
葉の裏のコップ型の包膜が特徴です。


ヤブミョウガ;葉がミョウガに似ているだけで食べられません


熱心な雰囲気

観察できた植物

シュウブンソウ、ホウチャクソウ、メヤブマオ、シオデ、ゲジゲジシダ、イヌシダ、ナガバジャノヒゲなど約200種観察しました。