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平成24年度 第2回 霞ヶ浦野外講座 春の湖岸植物と遊泳場の今昔

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内容

天王崎は旧麻生町の北西部に位置し、かつては遠浅で水清い自然の水泳場でした。現在は公園として整備されています。今回は天王崎から3.5km潮来側にかけての湖岸植物を観察しました。

湖面にはアサザが葉を広げていました。湖岸には特定外来植物のミズヒマワリやオオフサモが繁殖しています。カラスノエンドウ,スズメノエンドウ,カスマグサ,ホソバカラスノエンドウなど区別しながら観察しました。コメツブツメクサ,ハルガヤなど外来植物も多くみられました。準絶滅危惧種のカワヂシャもみられました。

午後の研修では,天王崎環境護岸の経緯,水泳場開きやシジミ刈りの話,100年前の霞ヶ浦における湖岸性状等について学習しました。


カワヂシャ(ゴマノハグサ科)準絶滅危惧


湖面に浮かぶアサザの葉

 


コメツブツメクサとコマツヨイグサ


天王崎公園・かつて水泳場があった