トップページ > イベント情報 > イベント結果(平成25年1月から3月まで) >平成24年度 第9回霞ヶ浦自然観察会 霞ヶ浦の魚類観察と年齢査定

平成24年度 第9回霞ヶ浦自然観察会 霞ヶ浦の魚類観察と年齢査定

写真

概要

当センター研修室において、魚類検索の基礎について概要を聴いた後、あらかじめ土浦第一漁協から頂いておいた魚(ワカサギ人工孵化事業の折、混獲されていた雑漁)の検索を行いました。

参加者は親子や成人など幅広い年代の人たちでしたが、それぞれ魚類の検索を体験しました。検索対象には普段なじみのあるギンブナ、ボラ、ワカサギなどに混ざってワタカやツチフキなど普段目にしたことのない魚も入っており、種名までたどり着いても、図や写真を見るとちがった魚であったりと検索には苦労していましたが、皆さん楽しんでいたようすでした。

検索が一段落したところで、各魚から鱗を取りスライドグラスに挟んで年齢査定用の標本を作製して午前の部は終了。

午後は午前中に作成した鱗を投影して年齢査定を行うとともに、講師が年齢査定の難しさを説明しました。投影画像は成長線があまりはっきり見えず年輪もはっきりとはしないものが多かったのですが、鱗での年齢査定のほか耳石での年齢査定法などもある事も説明されました。鱗の標本はお持ち帰りとなりました。

本日検索した魚類

ボラ、アメリカナマズ、ウグイ(おそらくマルタウグイ)、モツゴ、タモロコ、ギンブナ、マハゼ、ツチフキ、ワタカ、ワカサギ、ニゴイ


いろいろな魚の名前調べ


細かいところを見なくてはなりません


細部を熱心に調べる


アルビノアメリカナマズ
めずらしい