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第12回世界湖沼会議(インド・ジャイプール)への参加について

第12回世界湖沼会議が、インド共和国ジャイピール市で10月28日から11月2日までの6日間の日程で開催され、橋本茨城県知事をはじめとする26名の参加団を結成し、参加しました。

会議では、橋本知事から優秀な論文5編に対し「いばらき霞ヶ浦賞」を授与するとともに、霞ケ浦環境科学センターの職員と県民参加団が、研究成果などを発表しました。

開催概要

  1. 開催地
    インド共和国ジャイプール市
  2. 開催期間
    2007年10月28日(日)〜11月2日(金)
  3. テーマ
    将来に向けての湖沼と湿地の保全
  4. 主催者
    インド共和国 環境・森林省、(財)国際湖沼環境委員会(ILEC)
  5. 参加国
    59カ国(参加者数 約800名)
  6. 霞ケ浦環境科学センターによる研究発表
    「霞ケ浦の溶存態炭水化物と有機態窒素化合物の季節変動」
    「北浦におけるミクロキスティス個体群の水平・時間変動に及ぼす溶存無機態窒素と溶存無機態りん濃度の影響」[英語論文]PDFファイル
  7. 県民参加団による研究発表
    「霞ケ浦における外来大タナゴの在来タナゴ類への影響について」[日本語論文]PDFファイル[英語論文]PDFファイル
    「日本の典型的な海跡湖である霞ケ浦の沿岸帯開発の湖沼学的評価」[発表概要]PDFファイル[英語論文]PDFファイル
    「霞ケ浦における市民と行政の協働による56本の流入河川一斉水質調査の効果」[発表概要]PDFファイル[英語論文]PDFファイル

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開会式でパーティル大統領と同席

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開会式でパーティル大統領と同席

第5回 いばらき霞ヶ浦賞

  1. 目的
    開発途上国の研究者等の湖沼環境保全に関する優れた論文を顕彰することにより、国際的な湖沼環境保全に関する研究や技術開発の進展及び情報の交換等に寄与し、併せて本県の開発途上国に対する国際貢献に資する。
  2. 対象者
    第12回世界湖沼会議において発表を行う研究・活動内容のうち、開発途上国の研究者によるものであって、富栄養化の防止、生態系の保全その他湖沼等の環境保全に資すると認められるもの。
  3. 表彰状況
    (1)表彰論文数 5件(5カ国、13人)第5回いばらき霞ヶ浦賞授賞者リスト
    (2)賞状、副賞30万円を贈呈

サンプル写真
賞状を授与する橋本知事

サンプル写真
賞状を授与する橋本知事