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更新日:2015年4月14日

持続可能な社会の実現

放送日:平成27年6月8日
出演:小野嘉久生活環境部長/今章子アナウンサー

 

 小野嘉久生活環境部長と今アナウンサー

 

音声で聴く (MP3:7,936KB)

 

アナウンサー:教えて!県政,茨城県の提供でお送りします。この番組では,県民の皆さんの疑問に,県の幹部職員がお答えします。平成27年度第2回は,「持続可能な社会の実現」について,小野嘉久生活環境部長にお話を伺います。よろしくお願いいたします。

部長:よろしくお願いいたします。

アナウンサー:さて,5月末に涸沼がラムサール条約湿地として登録されました。おめでとうございます。

部長:はい,ありがとうございます。ラムサール条約は、国際的に重要な湿地を登録して,そこに生きる水鳥などの動植物の保全とその湿地から得られる豊かな恵みを賢く利用することを目的としている条約です。涸沼が登録されましたことは、大変喜ばしいことでして、本県の豊かな自然環境を広く世界にアピールすることができ、イメージアップや地域の振興にもつながるものと期待しております。これもひとえに地元や関係する皆様方の御理解と御協力の賜であり,ここに深く感謝申し上げます。

アナウンサー:実はその涸沼に行ってきました。周辺にいらした皆さんに,涸沼の魅力を伺ってきました。

 

アナウンサー:涸沼の魅力は何ですか?

インタビュー1:風だのね,かなり穏やかで,いいところだと思うねえ。

インタビュー2:魚は捕れるし,しじみは採れるし,最高だよね。

インタビュー3:10年ぶりくらいに来て,いろんな鳥も飛んでるし,結構自然が残ってて,いいんだなーと(思いました)

 

アナウンサー:涸沼は好きですか?

インタビュー4:好き。

インタビュー5:やっぱり,自然に生えてる木とか,お花とか体験させてあげられないので,そういった点でもすごくいいかなと思います。

 

アナウンサー:涸沼周辺にいた皆様は,涸沼の魅力,実感しているようでしたけれども,改めて,涸沼の魅力というのはどういうところでしょうか,教えてください。

部長:はい。何と言っても豊かな自然が残っており、貴重な生物が沢山いることです。野鳥では、全国的に絶滅が危惧されているオオセッカなどが生息しておりまして、冬になるとオオワシや何千という数の,スズガモが飛来します。また、昆虫では、涸沼の湖岸で発見され,これも全国的に絶滅が危惧されておりますヒヌマイトトンボも生息しております。植物では,ミズアオイやタコノアシなど,貴重な植物も沢山見られますが,何よりも動植物が生きていくのに必要な広いヨシ原があることです。また,魚貝類では、ニホンウナギやヤマトシジミも多数生息しており,その涸沼の恵みを、環境に配慮された伝統的な漁法で獲っております。今年3月に涸沼を視察された、ラムサール条約事務局長は、動力を使わずに風の力だけで行うシジミ漁や竹筒のみで行うウナギ漁に深い感銘を受けたとおっしゃってくださいました。

アナウンサー:なるほど。このラムサール条約登録後はどのような対応をされていくのでしょうか?

部長:はい。地元の方々と設立しました涸沼ラムサール条約推進協議会とともに、ヤマトシジミなど涸沼の農水産物のブランド化、あるいは、オオワシが飛来するなど豊かな自然環境を活かした自然観察ツアーの実施、さらには、小・中学校の環境学習の場としての活用など様々な検討を行い、世界中の人に涸沼のことを知ってもらい,多くの方々に訪れていただけますよう,涸沼の保全と賢明な利用の一層の推進を図ってまいりたいと考えております。

アナウンサー:涸沼のお話を伺いました。そして,もうひとつ湖と言いますと,霞ヶ浦ですよね。この霞ヶ浦の水質浄化は県民の願いですが,県ではどのような水質浄化対策に取り組まれているでしょうか。

部長:霞ヶ浦の水質浄化対策につきましては、現在、平成23年度からの5年間を計画期間とする,第6期「水質保全計画」に基づいて、森林湖沼環境税を効果的に活用しながら、生活排水対策や農地・畜産対策を重点的に進めております。霞ヶ浦流域では,生活排水の未処理世帯がまだ3割近く残っておりまして、その対策として,下水道などの整備・接続や高度処理型の合併浄化槽の設置を促進しております。単独処理浄化槽では,生活排水が処理されないために,高度処理型合併浄化槽への転換が最も重要であると考えておりまして、昨年度から高度処理型合併浄化槽を設置する際の自己負担額を軽減しますとともに、単独処理浄化槽から転換する場合には,更に手厚く補助する制度としたところです。

アナウンサー:このような水質浄化対策によって、現在、霞ヶ浦の水質はどのような状況になっていますか。

部長:水質汚濁の指標としてよく使われております、化学的酸素要求量、いわゆるCODにつきましては、平成22年度から4年連続で改善し、平成25年度は6.8ミリグラムパーリットルと、第6期の「水質保全計画」で目標としている7.4ミリグラムパーリットルを大幅に下回ることができました。平成26年度につきましては、現在データを整理中でございますけれども、25年度より若干上がるかもしれませんが、引き続き第6期の目標値を下回る見通しです。また、窒素・りんにつきましては、近年横ばいあるいは低下傾向にありますが、依然として第6期の目標値を上回っておりますので、なお一層の削減を図り、少しでも霞ヶ浦の富栄養化の状態を改善してまいりたいと考えております。

アナウンサー:そうですね。さて,先日,国の温室効果ガス削減目標案が示されましたが,地球温暖化を食い止めるためには、どのような対策が必要なのでしょうか。

部長:はい。温暖化を食い止めるためには,何よりも,原因となる二酸化炭素の排出量を減らすことが必要であり,工場や会社,ご家庭などで省エネにお取組みいただき,太陽光発電などの自然エネルギーの活用を進めていくことが重要となります。そのため,県では「地球温暖化対策実行計画」を平成23年4月に策定し,県民総ぐるみの温暖化対策を進めているところです。

アナウンサー:地球温暖化対策に関する具体的な取組について教えてください。

部長:はい。ご家庭で取り組めるものとしましては,「いばらきエコチャレンジWeb」があります。ご家庭で省エネにチャレンジし,それを登録していただきますと,二酸化炭素の排出量がどれだけ削減されたかウェブサイトで見ることができます。7月から登録を受け付けますので,是非,ご参加ください。事業所の方向けには,茨城県独自の簡単な環境マネジメントシステム「茨城エコ事業所登録制度」があります。これまで約1,900事業所がご登録され、省エネ・省資源にお取り組みいただいております。こうした取組をさらに進めるため,今年4月から,県民運動「いばらきエコスタイル」と名付けまして,年間を通じた職場や家庭での省エネやエコドライブなどを広く呼びかけております。県におきましても,年間を通じて県職員各自が上着やネクタイの着用を判断しながら,冷暖房の適切な使用を徹底していくこととしております。この「いばらきエコスタイル」を,県民の皆様お一人おひとりに実践していただき,環境に配慮したライフスタイルの定着を通して,低炭素社会の実現を目指してまいりたいと考えております。

アナウンサー:そうですね,こういった環境に対しての取り組み,皆さん個人でも積極的にされていると思いますが,その中でも涸沼がラムサール条約に登録されたというのは,ひとつ励みになりますよね。

部長:そうですね,私も涸沼に行くと正直に言うとぼーっとしてしまうんですけれども,その癒やしのひととき,すごく大事なひとときで,ぜひそういうすばらしい涸沼を味わっていただきたいと思います。

アナウンサー:そうですね,先日涸沼自然公園に伺いましたら,白鳥が親子でいまして,確かにその様子を見たり自然の中にいると,のんびりした気持ちになりますね。

部長:そうですね。

アナウンサー:多くの方々に涸沼に行って,のんびりしていただきたいですね。

部長:はい。ぜひとも皆さんに行っていただきたいと思います。

アナウンサー:ありがとうございました。

部長:はい,ありがとうございました。

アナウンサー:この番組ではこれからも県民の皆さんの疑問にお答えしていきます。教えて!県政,茨城県の提供でお送りしました。

 

 

 

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