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更新日:2016年1月1日

災害に強い県土づくりと広域交通ネットワークの整備

放送日:平成27年12月4日
出演:渡辺学部長/今章子アナウンサー

 

音声で聴く(MP3:7,779KB)

 

 渡辺学土木部長と今アナウンサー

 

アナウンサー:教えて!県政,茨城県の提供でお送りします。この番組では,県民の皆さんの疑問や質問に県の幹部職員がお答えします。第8回の今回は,災害に強い県土づくりと広域交通ネットワークの整備について,渡辺学土木部長にお伺いいたします。よろしくお願いいたします。

 

部長:よろしくお願いします。

 

アナウンサー:まず,今回のテーマでもあります「災害に強い県土づくり」とはどういったものなのでしょう。

 

部長:日本は,大雨や洪水,台風,地震,火山噴火など自然災害が非常に多い国です。よって,日本で暮らしている人たちも,それから行政も,災害が起こることを前提として取り組みが必要となってきます。このため,土木部では,大きく2つの取り組みを進めてきております。

1つ目は,災害への事前の備えです。9月の関東東北豪雨や東日本大震災のような災害に対して,被害自体が起こらないようにすること,また,起きてしまっても人や施設への被害をできるだけ小さくすることが大事です。

2つ目は,災害による被害が出た施設を少しでも早く復旧することです。具体的には,9月の豪雨では,浸水のため,最大で29の県が管理する道路が全面通行止めになりましたけれども,2週間後には,洪水で流されて無くなってしまった道路を除いて全てが通行可能となりました。また,東日本大震災の時には,救助や物資を運ぶために重要となる常磐道において,10日後には,一般車両が通行できるようになりました。

 

アナウンサー:なるほど。さて,先日,県民の皆さんが災害時どういったところに不安をお持ちなのかということを伺ってまいりました。

 

インタビュー1:私は鉾田から来ているんですけど,東日本大震災の時には,橋の強度とかそういうのも心配しましたけど。まあ今のところその辺が心配される場所っていう形ですよね。

インタビュー2:大洗に行くのにも,ちょっと散歩に行くのにもペットが家にいるので,橋が駄目になっちゃったらどうしようというあれ(心配)は常にあります。

インタビュー3:高校3年生です。まあ雨降ったときに,大雨の時に,偕楽園の下の方なんですけど,結構水すごい溜まっちゃって,自転車でちょっと行けなくて,進路変更しないと・・・

 

アナウンサー:このように,県民の皆さん,身近なところにも不安箇所というのはあるようなんですよね。さて,「災害に強い県土づくり」に関して土木部では具体的などのような取り組みを進めていらっしゃるんでしょうか。

 

部長:現在,土木部では,防災・減災対策を一生懸命進めてきております。

まず,災害に対する事前の備えとしては,被害が起きないようにすること,それから起きてもできるだけ被害を少なくするためということで,川の水が溢れないように新しい堤防を作ったり,それから川幅を広げたりする,そういった対策や,それから例えば津波が押し寄せても大丈夫なように海岸の堤防を高くすると,そういった対策などを進めてきております。

それから併せて,被害が起きてしまっても,日常生活だとかそれから経済活動などが1日も早く回復出来るようにするような対策も重要となってきます。

例えば,道路では,災害のときに救援活動や生活物資などを円滑に輸送できるように,地震の揺れにも耐えられる強い橋への改良をするだとか,それから道路の狭い箇所を事前に拡げておくだとか,交通に支障をきたす箇所の改善を進めてきております。

こういった対応は,先ほどのインタビューにあったような避難の際の不安などを取り除くことにもつながります。

 

アナウンサー:そうですね。災害の対策について伺いました。続いては,茨城県の発展のために必要となる広域交通ネットワークの整備についてです。こちらはいかがでしょうか。

 

部長:広域交通ネットワークについては,本県では,他にはない強みがございます。具体的には,国内外に人や物を運ぶための重要な拠点となる港,空港,そしてこれらを結ぶ高速道路が比較的充実しているというところです。これらを活用していくことが,本県の発展にとって一番のポイントとなります。

本県では常磐自動車道や圏央道など4本の高速道路,茨城港と鹿島港の2つの重要港湾,それから茨城空港など「陸・海・空」の広域ネットワークがあり,現在それらの整備を一生懸命進めているところです。

まず,県内の高速道路についてですけれども,常磐自動車道と北関東自動車道は既に全線できておりますけれども,現在,まだ全線開通していない圏央道と東関道水戸線の2つの路線について整備が進めてられてきております。

このうち圏央道については,県内で最後に残ってしまった境古河インターチェンジからつくば中央インターチェンジの28キロメートルについて工事が現在進められてきております。この区間が開通すれば,東関道水戸線,それから常磐道,東北道,関越道,中央道,そして東名高速の6本の放射状の高速道路が,圏央道という環状の高速道路でつながることとなります。東関道水戸線は,鉾田インターチェンジから潮来インターチェンジがまだ開通していないんですけれども,このうち,鉾田インターチェンジから茨城空港北インターチェンジ間の9キロメートルについて,現在平成29年度の開通に向けて工事が進められてきております。また,潮来インターチェンジから鉾田インターチェンジ間の31キロメートルについても,現在,急ピッチで事業が進められてきております。

県では,一日も早い完成に向けて,地元市町村と一体となってこれからも頑張っていきたいと思っております。

また,港の整備も大変重要です。高速道路の北関東自動車道の全線開通によって,高速道路沿いに企業とか工場が増えたことで,自動車などの輸出製品の増加に対応する必要が茨城港の常陸那珂港区では出てきております。このため,港に大型の船が泊まれる場所だとか,それから荷物を一時的に置いておく場所の整備を進めていく予定としております。

 

アナウンサー:広域交通ネットワークの整備が進む中で具体的にどういった効果が期待されるんでしょう。 

 

部長:茨城県では,こういった高速道路や,港湾,空港といった広域交通ネットワークが充実してきたことによって,新たな工場の立地が進んできています。具体的には,平成27年上半期ではありますけれども,電気事業を除いた製造業などの工場立地が,2年連続で全国第1位となった一昨年,昨年に引き続き,全国1位となることができました。

今後の更なるインフラ整備によって茨城港や茨城空港のほか,県外の京浜港,それから成田空港をはじめとした様々な拠点が高速道路でつながることになります。それから,圏央道や東関道水戸線が全線開通すれば茨城港,それから鹿島港,茨城空港,成田空港などが高速道路で結ばれることになります。このことによりまして,圏央道沿線や鹿行地区への更なる企業進出も期待されるところでございます。

こういった,本県への新たな企業の進出やそれに伴う雇用の創出,それから観光客の増加など地域経済の活性化が期待できると思います。 

 

アナウンサー:部長,ありがとうございました。

 

部長:ありがとうございました。

 

アナウンサー:なお,この内容は,11月30日に収録したものです。この番組では,これからも県民の皆さんの疑問や質問にお答えしていきます。教えて!県政,茨城県がお送りしました。

 

 

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