県広報紙「ひばり」7月号「いばらきクローズアップ」

夏は住宅侵入窃盗に注意しましょう！

「窓の鍵」を閉めましょう！

暑さのため窓を開けたり、旅行やレジャーで家を空けることが多くなる夏がやってきました。
県内では、下のグラフから分かるとおり、無施錠の「窓」からの侵入が、夏に急増しており、8月の侵入件数は最多となっています。特に、就寝時を狙った夜間の侵入が多い傾向にあります。

侵入窃盗犯の特徴

侵入に5分かかると約7割の侵入窃盗犯があきらめる！

侵入窃盗犯（いわゆる“泥棒”）に対して、「住宅などに侵入する場合、どれくらい時間がかかれば侵入をあきらめるか。」と調査したところ、「2分を超え5分以内」が51.4パーセント、「2分」が17.1パーセントとの回答がありました。

「侵入をあきらめる時間」
(財)都市防犯研究センター資料より

確実な施錠と窓ガラスの強化によって、被害を防止できる可能性が高まります！

平成24年から平成28年に県警察で確認した侵入窃盗犯の侵入手段として、約5割が無施錠の場所から、約4割が窓ガラスを破るなどして侵入していることが分かっています。

「侵入手段（平成24年～28年）」

万全な防犯対策で自宅を守りましょう！

窓やドアへの対策

• 外出時はもちろん、在宅時も確実に施錠しましょう。
• トイレや浴室などの小窓も忘れずに施錠しましょう。
  小窓へは格子を設置しましょう。
• 窓を開けたまま寝るのは危険です。
  冷房機器を上手に活用して確実に施錠しましょう。
• 補助錠や窓ガラスへの防犯フィルムを活用しましょう。
  ※防犯性能に優れた「CPマーク」表示のあるドアや窓などを取り付けることも
  被害の防止に効果的です。（「CP」：Crime Prevention（防犯）の頭文字）

屋外や庭への対策

• 郵便受けや植木鉢の下などに鍵を置いたまま外出するのは絶対にやめましょう。
• センサーライトや防犯カメラを設置しましょう。
• 植木や物置は2階への侵入を容易にする足場となるので位置を確認しましょう。
• 敷地内は、高い塀や庭木による死角を作らないようにしましょう。
• 歩くと大きな音がする防犯砂利を活用しましょう。
• 長期間の外出時は、新聞の配達を停止しましょう。

その他の対策

近所付き合いを大切にするなど、「地域の目」で犯罪の起きにくい街をつくることも重要です。
また、不審者を見つけたときは、迷わず110番通報してください！

「ひばりくん防犯メール」を受信しましょう！

県警察本部では、皆さんの身近に発生している犯罪などの情報を「ひばりくん防犯メール」の名称で、
携帯電話やパソコンに配信しています。
特に、凶悪事件の発生などにおいては、被害の拡大を防ぐために、いち早く「ひばりくん防犯メール」に
よる情報提供を行っていますので、登録をお願いします！

配信情報	●子ども・女性対象の犯罪、声かけ、不審者情報 ●ニセ電話詐欺等情報●その他の犯罪情報 ●行方不明者等情報 ●交通事故情報など ※配信情報および受信したい警察署を選択できます。
登録方法	右の登録用QRコードを読み込むか、 メールアドレスadd@mail1.police.pref.ibaraki.jpを直接入力して 空メールを送信し、返信メールに従って手続きをしてください。
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この記事に関するお問い合わせ

県警察本部生活安全総務課☎029（301）0110