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更新日:2021年9月27日
“芸術の秋”シーズン到来ということで、今回は、茨城県が誇る伝統工芸品の“笠間焼”を大特集。
笠間市や東京エリアで企画されている、笠間焼に関するホットな話題を一挙ご紹介します!
二百数十年の歴史に育まれてきた、伝統に新たな技法が息づく陶芸
県央地域に位置する笠間市周辺が産地の“笠間焼”は、江戸時代中期、安永年間(1772~1781年)に信楽から陶工を招いたことが始まりと言われています。 |
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笠間市にある茨城県陶芸美術館の開館20周年事業「笠間陶芸大賞展」は、「笠間」の名を冠する陶芸の公募展として、今回初めて実施されました。
公募展は「一部公募部門」と「二部指名コンペ部門」からなり、「一部公募部門」には、全国から548件の応募がありました。
「二部指名コンペ部門」は、「食器」を中心とした器作家の指名コンペで、“食器は雑器でアートではない”というこれまでの陶芸文化の考え方を打破する目的で行われ、食器、器の新しい時代の端緒となる優れた作品が集まりました。
今回の展覧会では、「一部公募部門」の入選・入賞作147件、「二部指名コンペ部門」の入賞作家8名を含む30名の出品作家の作品が一堂に展示され、現代陶芸の最新の到達点を鑑賞することができます。
会期中には、入賞作家のアーティストトークなど関連企画も開催されます。
【一般公募部門】 | |
![]() 《大賞》田中陽子「影華」 |
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【二部指名コンペ部門】 | |
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新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今後の状況により予告なくイベント等を中止・延期する場合や、入館制限等を実施する場合があります。 詳細は、各会場のウェブサイトにてご確認ください。 |
茨城県陶芸美術館金子賢治館長が、主に笠間を拠点として活躍している新進気鋭の陶芸家6名を推薦し、器を中心にした新作30~50点が「金子セレクション」として展示、販売されます。
【金子館長からのコメント】
「笠間大賞展」開催に合わせ、笠間の食器の良さを紹介するために、大賞展に出品していない作家も含めて選びました。
ぜひ、会場にお越しいただき、笠間焼のすばらしさをご堪能ください。
新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今後の状況により予告なくイベント等を中止・延期する場合や、入館制限等を実施する場合があります。 詳細は、各会場のウェブサイトにてご確認ください。 |
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“暮らしに寄り添う手仕事”をキーワードに、手作りの陶器を暮らしにもっと取り入れて欲しい、という思いから開催されているイベント「陶と暮らし」。 昨年は、新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、今年は、さまざまな感染防止対策をした上で、2年ぶりに開催されます。 笠間地域を中心に活動する陶芸家たちによる新作の展示、販売を中心に実施されます。
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茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense(イバラキセンス)」には、笠間焼の商品が各種とり揃っています。 フリーカップ、一輪挿し、納豆鉢、茶碗、徳利、ぐい呑み、そばちょこ、ポット、八寸皿、ビアカップ、コーヒーカップなど、生活を豊かに彩るおしゃれな食器類を店頭で購入することができます。 |
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![]() 刻紋フリーカップ (白釉・黒釉・灰釉) 1個3,630円(税込) |
![]() 布目牛尾菜紋一輪挿し 1個21,120円(税込) |
![]() 店内の笠間焼コーナー |
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