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更新日:2020年1月16日
公園緑地の効果は、一般に『存在効果』と『利用効果』とに大別されます。
存在効果とは、公園緑地が存在することによって都市機能、都市環境等都市構造上にもたらされる効果であり、利用効果とは、公園緑地を利用する都市住民にもたらされる効果です。
一般に『公園』と呼ばれるものは、『営造物公園』と『地域制公園』とに大別される。
営造物公園は都市公園法に基づく都市公園に代表され、国又は地方公共団体が一定区域内の土地の権原を取得し、目的に応じた公園の形態を創り出し一般に公開する営造物である。地域制公園は自然公園法に基づく自然公園に代表され、国又は地方公共団体が一定区域内の土地の権原に関係なく、その区域を公園として指定し土地利用の制限・一定行為の禁止又は制限等によって自然景観を保全することを主な目的としている。
都市公園は、住民の利用に供する身近なものから広域的な利用に供するものまで、様々な規模、種類のものがあり、その機能、目的、利用対象等によって1.住区基幹公園(街区公園、近隣公園、地区公園)、2.都市基幹公園(総合公園、運動公園)、3.大規模公園(広域公園、レクリエーション都市)、4.国営公園、5.特殊公園、6.緩衝緑地、7.都市緑地、8.緑道に区分されます。
種類 | 種別 | 内容 |
住 区 基 幹 公 園 |
街区公園 | 主として街区内に居住する者の利用に供することを目的とする公園で1箇所当た り面積0.25haを標準として配置する。 |
近隣公園 | 主として近隣に居住する者の利用に供することを目的とする公園で1箇所当たり 面積2haを標準として配置する。 |
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地区公園 | 主として徒歩圏内に居住する者の利用に供することを目的とする公園で1箇所当 たり面積4haを標準として配置する。 |
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特定地区公園 | 都市計画区域外の一定の町村における農山漁村の生活環境の改善を目的とする特定地区公園(カントリーパーク)は,面積4ha以上を標準として配置する。 | |
都 市 基 幹 公 園 |
総合公園 | 都市住民全般の休息,観賞,散歩,遊戯,運動等総合的な利用に供することを目 的とする公園で都市規模に応じ1箇所当たり面積10ha~50haを標準として配置す る。 |
運動公園 | 都市住民全般の主として運動の用に供することを目的とする公園で都市規模に応 じ1箇所当たり面積15ha~75haを標準として配置する。 |
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大 規 模 公 園 |
広域公園 | 主として一の市町村の区域を超える広域のレクリエーション需要を充足すること を目的とする公園で,地方生活圏等広域的なブロック単位ごとに1箇所当たり面 積50ha以上を標準として配置する。 |
レクリエーシ ョン都市 |
大都市その他の都市圏域から発生する多様かつ選択性に富んだ広域レクリエーシ ョン需要を充足することを目的とし、総合的な都市計画に基づき,自然環境の良 好な地域を主体に,大規模な公園を核として各種のレクリエーション施設が配置 される一団の地域であり,大都市圏その他の都市圏域から容易に到達可能な場所 に,全体規模1000haを標準として配置する。 |
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国営公園 | 一の都道府県の区域を超えるような広域的な利用に供することを目的として国が 設置する大規模な公園にあっては,1箇所当たり面積おおむね300ha以上として 配置する。国家的な記念事業等として設置するものにあっては,その設置目的に ふさわしい内容を有するよう配置する。 |
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緩 衝 緑 地 等 |
特殊公園 | 風致公園,墓園等の特殊な公園で,その目的に則し配置する。 |
緩衝緑地 | 大気汚染,騒音,振動,悪集等の公害防止,緩和若しくはコンビナート地帯等の 災害の防止を図ることを目的とする緑地で,公害,災害発生源地域と住居地域, 商業地域等とを分離遮断することが必要な位置について公害,災害の状況に応じ 配置する |
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都市緑地 | 主として都市の自然的環境の保全並びに改善,都市の景観の向上を図るために設 けられている緑地であり,1箇所当たり面積0.1ha以上を標準として配置する。 但し,既成市街地等において良好な樹林地等がある場合あるいは植樹により都市 に緑を増加又は回復させ都市環境の改善を図るために緑地を設ける場合にあって はその規模を0.05ha以上とする。(都市計画決定を行わずに借地により整備し都 市公園として配置するものを含む) |
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緑道 | 災害時における避難路の確保,都市生活の安全性及び快適性の確保等を図ること を目的として,近隣住区又は近隣住区相互を連絡するように設けられる植樹帯及 び歩行者路又は自転車路を主体とする緑地で復員10~20mを標準として,公園, 学校,ショッピングセンター,駅前広場等を相互に結ぶよう配置する。 |
茨城県内の都市公園面積(市町村営、県営、国営の合計)は、平成24年3月31日現在、1,837ヶ所、2506.98haとなっており、都市計画区域内人口1人当たりの公園面積は8.76平方メートルとなっています。
茨城県で、緑豊かで、誰もが利用でき、災害時の防災拠点等としても活用できる都市公園の整備を進めるとともに、地域住民団体等との協働による環境美化活動を促進しています。
このうち、県営公園については、地方生活圏の広域的な利用に対応する大規模な広域公園や、都市の緑の保全や活用を図る都市緑地など、偕楽園をはじめとする全22箇所の公園緑地の整備、管理を進めており、豊かな県土を形成し、安全・健康・快適な都市環境の形成に資するとともに、地域の自然環境・歴史・文化・産業など魅力ある観光拠点として、各公園の特徴を生かした公園整備を進めています。
【ダウンロード】茨城県都市公園面積の推移(平成28年3月31日時点)(PDF:115KB)
【ダウンロード】茨城県の1人当たりの都市公園面積(平成28年3月31日時点)(PDF:44KB)
【ダウンロード】茨城県の都市公園整備状況(平成28年3月31日時点)(PDF:58KB)
都市公園名 | 種別 | 所在地 | 計画面積 | 開園面積 | お問い合わせ先 |
偕楽園 | 広域 | 水戸市見川 | 63.8 | 58 | 水戸土木事務所偕楽園公園課 029(244)5454 |
弘道館公園 | 歴史 | 水戸市三の丸 | 3.2 | 3.2 | 水戸土木事務所偕楽園公園課弘道館事務所029(231)4725 |
千波公園 | 総合 | 水戸市千波町 | 6.4 | 6.4 | 水戸土木事務所偕楽園公園課 029(244)5454 |
県庁東公園 | 広場 | 水戸市笠原町 | 0.55 | 0.55 | 水戸土木事務所都市施設整備課 029(225)4060 |
沢渡川緑地 | 都緑 | 水戸市見和町 | 18.7 | 7.5 | 水戸土木事務所偕楽園公園課 029(244)5454 |
桜川緑地 | 都緑 | 水戸市見川町 | 46.7 | 7 | 水戸土木事務所偕楽園公園課 029(244)5454 |
笠間芸術の森公園 | 広域 | 笠間市笠間 | 54.6 | 35.9 | 笠間市都市計画課 0296(77)1101 |
大洗公園 | 風致 | 大洗町磯浜町 | 46.7 | 44.4 | 大洗公園管理事務所 029(219)5970 |
大子広域公園 | 広域 | 大子町浅川 | 61 | 60.44 | 公園管理事務所 0295(72)5824 |
鹿島灘海浜公園 | 広域 | 鉾田市大竹 | 76.2 | 19.8 | 公園管理事務所 0291(34)1010 |
港公園 | 地区 | 神栖市東深芝 | 7.5 | 7.5 | 公園管理事務所 0299(92)5155 |
北浦川緑地 | 都緑 | 取手市中田 | 12.5 | 5.5 | 取手市水とみどりの課 0297(74)2141 |
芸大緑地 | 都緑 | 取手市小文間 | 28 | 0.93 | 取手市水とみどりの課 0297(74)2141 |
洞峰公園 | 総合 | つくば市二の宮 | 20 | 20 | 公園管理事務所 029(852)1432 |
赤塚公園 | 地区 | つくば市稲荷前 | 8.6 | 8.6 | 公園管理事務所 029(852)1432 |
霞ヶ浦総合公園 | 総合 | 土浦市大岩田 | 10.3 | 10.3 | 公園管理事務所 029(823)4811 |
県西総合公園 | 広域 | 筑西市桑山 | 55.8 | 24.8 | 公園管理事務所 0296(57)5631 |
砂沼広域公園 | 広域 | 下妻市長塚 | 80.1 | 25.56 | 公園管理事務所 0296(43)6661 |
茨城空港公園 | 総合 | 小美玉市与沢 | 19.3 | 5.5 | 企画部空港対策室 029(301)2768 |
(外部サイトへリンク) |
運動 | ひたちなか市佐和 | 56.1 | 55.7 | 公園管理事務所 029(202)0808 |
(外部サイトへリンク) |
運動 | 水戸市新原 | 12.7 | 12.7 | 公園管理事務所 029(251)8444 |
【ダウンロード】県営都市公園の概要一覧(PDF:120KB)
【ダウンロード】県営都市公園の開園面積(PDF:216KB)
国営ひたち海浜公園は、北開東を中心とする首都圏における自然環境とのふれあいや、スポーツ、音楽や芸術などの文化活動など、多様な広域レクリエ-ション需要への高まりに応えて、平成3年10月に国がひたちなか市に建設した全国で10番目の国営公園です。
全体計画面積は、東京ドーム約75個分にあたる350haで現在はその約55%の191.9haが開園しています。
大人から子供まで楽しめるこの公園は、貴重な海岸砂丘の動植物が生息し、四季折々の花が咲き誇り、県内外から毎年約100万人以上の方々に利用され喜ばれております。
茨城県は、海浜公園を魅力的な公園としていくための整備と適切な維持管理を国と協力して行っております。
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