牧草に含まれる放射性物質調査の結果について

公開日　2011年5月10日

牧草に含まれる放射性物質の調査を県内3か所で行ったところ、調査結果が判明しましたので、お知らせいたします。
県といたしましては、これまで放牧を行わないとともに、原発事故以前に収穫した飼料の給与を行うよう指導してきたところですが、この誠査結果を受け、さらに畜産農家に対して、適切な飼養管理を行うよう、指導を徹底してまいります。

調査結果

※野菜類の放射線ヨウ素が暫定基準値（2,000ベクレル/キログラム)を上回っていない地域

調査結果を踏まえた県内の対応

(1)飼養管理区分について

〇：放射性物質の暫定許容値を下回る場合
×：放射性物質の暫定許容値を上回る場合
追加調査：他の地域で、放射性物質の暫定許容値を上回る場合、暫定許容値を下回る地域で、調査地点を含め3地点以上選定し調査を実施

(2)今後の対応

〇暫定許容値を下回る地域及び畜種(表の「〇」)

• 刈り取った牧草の給与及び、放牧が可能である。

〇暫定許容値を上回る地域及び畜種(表の「×」)

• 刈り取った牧草等の給与及び放牧を行うことはできない。
• 収穫可能となった段階で、できるだけ早く刈取りを行い、3月中旬以前に収穫した飼料と区分して保管する。
• 刈り取った牧草の取扱いについては、たい肥への混入、すきこみ、焼却l等は行わない。(後日、国から指示がある。)

〇追加誠査が必要な地域及び畜種(表の「追加調査」)

• 追加調査を行いますので、その結巣が判明するまでは、刈り取った牧草の給与及び放牧は行わない。
• 刈り取った牧草は給与せず、3月中旬以前に収穫した飼料と区分して保管する。