平成28年 土木企業委員会 調査結果

 県議会土木企業委員会(萩原勇委員長)の平成28年の閉会中委員会の審査テーマは「住みよさ日本一を目指す社会資本整備等の充実」です。
 本委員会では,この審査テーマに基づき,活力ある地域の形成のため,働く場の確保や地域の振興等につながる社会資本整備等の取り組みについて検討するとともに,その他所管事項についての調査等も行ってまいります。

 以下,調査の概要につきまして,御報告いたします。
 (写真をクリックすると拡大します。)

平成28年11月11日(金曜日)

<県道桜川土浦潮来自転車道線整備事業(かすみがうら市)>

 桜川土浦潮来自転車道線(通称:つくば霞ヶ浦りんりんロード)は,桜川市内からつくば市,土浦市,かすみがうら市,行方市を経て,潮来市内を結ぶ全長約81.3kmの自転車道です。このうち,土浦土木事務所では,つくば市からかすみがうら市までの約44kmの整備・管理を実施しており,これまでにつくば市から土浦市内の約20kmと,かすみがうら市内の約5kmが供用を開始しています。
 今年度は,土浦市真鍋1丁目地内から手野地内の延長約1.3km区間の一部を整備予定であり,土浦土木事務所から整備事業の概要について説明を受けた後,現地調査を実施しました。

整備事業の概要について説明を受ける委員の様子

<県南水道事務所 新たな浄水処理手法の実証実験(土浦市)>

 水質基準の改正や霞ヶ浦の水質変化から浄水処理費用が年々上昇していることを受けて, 水に溶けている汚れやかび臭の原因物質を一連の浄水処理システムとして除去する実証実験を行っている同事務所において,説明を受けた後,施設の調査を実施しました。
現地にて説明を受ける委員の様子

<関係団体等との意見交換(龍ケ崎市)>

 委員会における審査に関係団体の意見を反映させるため,建設業協会竜ケ崎支部および龍ケ崎市教育委員会の方をお招きし,「道路の維持管理」,「通学路の安全対策」についてご意見を伺い,委員との意見交換を実施しました。
現地にて意見交換を実施する委員の様子

<県道美浦栄線 バイパス整備事業(龍ケ崎市)>

 本路線は,茨城県と千葉県を結ぶ幹線道路であり,両県の地域間交流を促進するため,延長約7.5kmのバイパス整備を進めています。これまでに若草大橋から県道竜ケ崎潮来線までの約7.0kmが供用を開始しており,現在では,残る県道竜ケ崎潮来線から県道八代庄兵衛新田線までの約0.5km区間の整備を進めています。
 バイパス整備事業の概要について,竜ケ崎工事事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

<国道125号 大谷バイパス整備事業(美浦村)>

 本路線は,千葉県香取市を起点とし,県南・県西地域を横断して埼玉県熊谷市に至る広域的な幹線道路で,災害時の第一次緊急輸送道路にも指定されている重要な路線であります。
 このうち,稲敷市及び美浦村における線形不良・狭隘区間の解消により交通の円滑化を図るため,稲敷市佐倉地内から美浦村大谷地内までの約2.6km区間のバイパス整備を進めています。
 バイパス整備事業の概要について,竜ケ崎工事事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

バイパス整備事業の概要について説明を受ける委員の様子

平成28年10月31日(月曜日)

<YKK AP(株)埼玉窓工場(埼玉県久喜市)>

 埼玉窓工場はYKK AP初の”窓”の製造供給拠点として平成23年7月に操業を開始しました。圏央道白岡菖蒲インターより5分という立地を活かし,首都圏を含む関東・甲信越の各エリアにタイムリーに商品を供給しています。
 工場の概要や土地選定理由等について,YKK AP(株)より説明を受けました。

工場の概要や土地選定理由等について説明を受ける委員の様子

<国道354号境岩井バイパス整備事業(境町)>

 本路線は,群馬県高崎市から古河市を通過し,鉾田市に至る県南西地域を東西に横断する重要な広域幹線道路です。このうち,県道結城野田線から県道若境線までの約2000m区間を優先して整備を進めており,圏央道境古河ICに連絡する一部区間は平成27年3月に供用開始しています。
 本路線の整備状況について,境工事事務所より説明を受けました。

<主要地方道結城坂東線バイパス整備事業(坂東市)>

 本路線は,国道50号,125号等を連絡し,坂東市を南北に縦断して国道354号と連絡する県西地域の幹線道路です。
 坂東市街地部の交通渋滞の緩和を図るとともに圏央道へのアクセス道路として位置付けられていること等から,平成18年よりバイパス整備を進めています。
 本路線の整備状況について,境工事事務所より説明を受けた後,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<関東・東北豪雨による災害復旧事業(鬼怒川,県道谷和原筑西線)(常総市)>

 常総市三坂町では,平成27年9月関東・東北豪雨により鬼怒川の堤防が約200mにわたって決壊し,その東側の県道谷和原筑西線についても約240mで道路が流失・損壊するなどの被害が発生しました。
 国及び県では,災害復旧事業を進め,鬼怒川の堤防については平成28年6月までに,県道谷和原筑西線については平成28年2月までにそれぞれ復旧を完了しています。
 鬼怒川及び県道谷和原筑西線の災害復旧事業について,国土交通省及び常総工事事務所より説明を受けた後,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<国道294号拡幅整備事業(常総市・筑西市)>

 本路線は,県西地域を南北に縦断し,国道50号,125号,354号等の主要な国道を結び常磐道,圏央道,北関道ともアクセスする重要な路線です。交通量が約2万台/日と多く,慢性的な交通渋滞が発生していることから,常総市中山町から筑西市野殿までの約27.5kmについて4車線化の拡幅事業を進めています。
 本路線の整備状況について,常総工事事務所及び筑西土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<都市計画道路一本松・茂田線(筑西大橋)(筑西市)>

 筑西幹線道路は,国道50号や県道筑西三和線,関連市町道を活用し北関東自動車道桜川筑西ICから古河市を結ぶ約44kmの広域的な幹線道路として,国や県,市町がそれぞれ連携・分担して整備を進めています。
 このうち,本路線は,筑西市内の国道294号から県道石岡筑西線を結ぶ約5.2kmの都市計画道路であり,筑西大橋を県が,その前後の取り付け道路を筑西市がそれぞれ整備を進めており,筑西つくば線の西側2.4km区間については平成28年3月に供用を開始しています。
 本路線の整備状況について,常総工事事務所から説明を受けました。

平成28年10月6日(木曜日)

<都市計画道路 水戸駅平須線(梅戸橋) 街路事業(水戸市)>

 本路線は,水戸駅北口から国道50号バイパス等を結び国道6号に至る重要な幹線道路です。このうち水戸市常磐町から備前町の区間は,駅北口,南口方向や梅香トンネル方向へ連絡する重要な区間ですが,慢性的な交通渋滞が発生しているとともに,梅戸橋の老朽化が進んでいるため,当区間の渋滞緩和とともに梅戸橋の架け替えを図るための整備を進めています。
 本路線の整備状況について,水戸土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<県道長岡大洗線 バイパス整備事業(水戸市・大洗町)>

 本路線は,茨城町と大洗町を結び,臨海部へのアクセス道路として重要な路線です。本事業は,現道の幅員が狭く見通しが悪い状態にあるため,石川川の河川改修と合わせて県道をバイパス化し,安全で円滑な交通の確保を図るものです。
 本路線の整備状況等について,水戸土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<大洗港海岸・大洗海岸(大洗サンビーチ)津波・高潮対策事業(大洗町)>

 県では,平成24年8月にL1津波を考慮した目指すべき堤防高等を公表し,大洗町では,平成25年3月に「大洗町復興まちづくり計画」を策定しました。
 これらを踏まえ,県では,町計画との整合を図りながら,多重防護方式(護岸,堤防(築山))による海岸保全施設の整備を進めています。
 本事業の進捗状況等について,茨城港湾事務所及び水戸土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

<都市計画道路 駅前海岸線 街路事業(大洗町)>

 本路線は,「大洗町復興まちづくり計画」における歩行者避難路として,また陸と海双方の玄関口をつなぐシンボルロードとして位置づけられており,これらを踏まえ,県では街路整備を進めています。
 平成28年11月の供用開始に向けて工事を進めており,水戸土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

<一級河川中丸川 河川改修事業(ひたちなか市)>

 ひたちなか市の市街地等を流れる中丸川は,近年浸水被害が頻繁に発生しています。このため,昭和55年度から河道の整備に着手するなど改修事業を進めているとともに,市の公園事業と併せ上流部に多目的調節池を事業展開しています。
 本事業の進捗状況について,常陸大宮土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

<日立建機ICTデモサイト(日立建機株式会社)(ひたちなか市)>

 日立建機(株)では,国土交通省が推進する,IoTなどの革新的な技術の導入や3次元データの活用など建設現場の生産性向上を図る「i-Construction」への理解と,情報化施工を実感してもらうこと等を目的に,ひたちなか市にICTデモサイトを整備しました。
 ICTデモサイトの概要及びバックホウの半自動制御等について,日立建機(株)から説明を受けました。

概要について説明を受ける委員の様子

<茨城港常陸那珂港区 整備事業(ひたちなか市・東海村)>

 本港区は,日立港区,大洗港区とともに首都圏の北側ゲートウェイとして,首都圏の経済活動等を支援すると同時に,東京湾沿岸地域の港湾物流機能を補完する港湾です。貨物量の増加への対応や企業立地の促進を図るとともに,船舶利用の安全性を向上させるため港湾施設や港湾関連用地等の整備等を進めています。
 本事業の進捗状況について,茨城港湾事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

<都市計画道路 宮中清水線 街路改良事業(常陸大宮市)>

 本路線は,国道118号と国道293号を結び,常陸大宮市中心市街地を東西に横断する幹線道路です。沿道は病院や店舗,住宅等が連担しているにもかかわらず,歩道の幅員が狭小で,慢性的な交通渋滞が発生していること等から,道路拡幅による街路整備を進めています。
 本事業の進捗状況について,常陸大宮土木事務所から説明を受けた後,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

平成28年8月8日(月曜日)

<都市計画道路 十王北通り線 整備事業(日立市)>

 本路線は,日立市北部における東西方向の交通軸を確立する幹線道路であり,本路線の整備により,JR常磐線西側地域の住宅団地や工業団地から国道6号への交通アクセスを改善し,円滑な交通の確保と地域の活性化を図ります。
 本路線の整備状況について,高萩工事事務所から概要説明を受け,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<都市計画道路 鮎川停車場線 整備事業(日立市)>

 本路線は,日立市の南北軸である現道の国道6号と,海側で整備が進められている国道6号日立バイパスを東西方向に結ぶ延長850mの主要幹線道路であり,本路線の整備により,交通渋滞の緩和や交通危険箇所の解消,安全で快適なまちづくりの推進を図ります。
 本路線の整備状況について,高萩工事事務所から概要説明を受け,現地調査を実施しました。

<国道349号 那珂常陸太田拡幅整備事業(幸久大橋)(常陸太田市)>

 本路線は,常陸太田市を縦断する広域幹線道路であり,災害時には緊急輸送道路として重要な役割を担っていますが,通勤時や行楽シーズンには幸久大橋を中心に激しい渋滞が発生するため,平成24年度より本区間の4車線化整備等が進められています。
 現在は,幸久大橋の工事を実施しており,進捗状況等について,常陸太田工事事務所から概要説明を受け,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<道の駅ひたちおおた整備事業(常陸太田市)>

 平成28年7月21日に供用が開始された,道の駅「ひたちおおた」は,休憩施設として多くの道路利用者の利便性確保,様々な情報発信機能の強化による交流人口の拡大,さらには地場産物の販売,加工施設の整備による常陸太田市の農林畜産業の振興などに寄与することが期待されています。
 道の駅整備事業について,常陸太田工事事務所等から概要説明を受け,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

<茨城港日立港区 第3ふ頭地区整備事業(日立市)>

 茨城港日立港区は,自動車や石油製品等様々な貨物を取り扱う北関東の玄関口として発展しており,平成28年3月には,第5ふ頭地区で東京ガス(株)による日立LNG基地が稼働しました。
 本港区は,貨物需要の増加や大型化が進む船舶への対応が必要な状況となっているとともに,第5ふ頭地区ではLNG基地の拡張が計画されており,岸壁の一部が使用できなくなるため,代替の岸壁を整備する必要があります。
 このため,第3ふ頭地区において,ふ頭用地・関連用地の整備を進めており,整備状況について,茨城港湾事務所日立港区事業所から概要説明を受け,現地調査を実施しました。

現地にて説明を受ける委員の様子

県外調査(富山県・石川県) 平成28年7月13日(水曜日)~7月15日(金曜日)

<国道8号富山高岡バイパス 坂東交差点立体化事業(富山県射水市)>

 国道8号富山高岡バイパスは,広域ネットワークの形成,交通渋滞の解消,幹線ネットワークの充実強化を目的として,富山市金泉寺~高岡市四屋間について整備が進められています。
 このうち,射水市沖塚原~同市川口(延長約1.1km)間の坂東交差点の立体化事業について,国土交通省富山河川国道事務所からの説明聴取及び現地調査を行いました。
 写真は,現地での説明・質疑の様子です。

現地にて説明を受ける委員の様子 現地にて説明を受ける委員の様子

<公共交通を軸としたコンパクトなまちづくり(富山市)>

 富山市では,人口減少や超高齢社会の到来など都市を取り巻く課題に対応し,将来世代に責任が持てる,快適で持続可能な都市を実現するため,公共交通を軸としたコンパクトなまちづくりを推進しています。
 富山ライトレール等の公共交通を充実させ,公共施設や市街地開発事業等のネットワークの形成を目指す取り組みについて,富山市からの説明聴取を行いました。
 写真は,市議会庁舎での説明・質疑の様子です。

概要について説明を受ける委員の様子 概要について説明を受ける委員の様子

<金沢港(石川県金沢市)>

 金沢港は,日本海沿岸の中央部に位置し,北陸地方の政治経済の中心都市である金沢市,産業機械などの生産拠点として世界的にも有名な小松市,伝統文化,伝統産業が息づく加賀地方を背後圏に有し,背後圏の経済,産業活動の活性化や国際化に向けて重要な役割を担っています。
 国際海上コンテナや外航クルーズの機能により日本海側拠点港に指定されている金沢港の施設整備等の取り組みについて,石川県からの説明聴取及び現地調査を行いました。
 写真は,事務所及び現地での説明・質疑の様子です。

取り組みについて説明を受ける委員の様子 現地にて説明を受ける委員の様子

<金沢城公園・兼六園(金沢市)>

 金沢城公園は,金沢城の貴重な歴史的文化遺産を後世に継承し,県都金沢のシンボル公園として,また,石川県の歴史・文化・伝統を継承する「象徴」として,県の豊かな文化土壌に一層の厚みを加えるとともに,交流人口の拡大と都心地区の魅力向上を図ることを目的に整備されています。
 兼六園は,日本三名園の一つに数えられる廻遊式の庭園であり,加賀百万石の文化を映す歴史的文化遺産となっています。
 それぞれの整備事業の概要等について石川県からの説明聴取及び現地調査を行いました。
 写真は,事務所及び現地での説明・質疑の様子です。

概要について説明を受ける委員の様子 現地にて説明を受ける委員の様子

<片町A地区第一種市街地再開発事業(金沢市)>

 金沢市の中心商店街の核に相応しい新たな商業拠点の再構築と公共空間の整備を行い,土地の合理的かつ健全な利用と活気ある中心市街地の創出を図ることを目的に実施された片町A地区第一種市街地再開発事業について,片町A地区市街地再開発組合からの説明聴取及び現地調査を行いました。
 写真は,施設内での説明・質疑の様子です。

事業について説明を受ける委員の様子 事業にて説明を受ける委員の様子

<石川県鶴来浄水場(白山市)>

 石川県では,手取川ダムを水源に,一日最大44万立方メートルを目標に水道用水供給事業を実施しており,現在では,24万4千立方メートルを供給することができる浄水,送水施設が完成し,8市4町へ水道水を供給しています。
 現在事業が進められている鶴来浄水場の施設の改築・更新及び管路の耐震化等の取り組みについて,石川県からの説明聴取及び現地調査を実施しました。
 写真は,事務所での説明・質疑の様子です。

施設について説明を受ける委員の様子 施設にて説明を受ける委員の様子

平成28年5月12日(木曜日)

<県道下太田鉾田線整備事業(鉾田市)>

 本路線は,震災時の緊急輸送道路である国道51号の代替ルートの機能を果たす路線となっておりますが,幅員が狭く,緊急車両等の通行に支障があります。
 このため,常磐地内から造谷地内までの延長1.8kmの区間について道路改良整備を行っており,その概要について,鉾田工事事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。

概要について説明を受ける委員の様子

<県道鉾田茨城線バイパス整備事業(鉾田市)>

 鉾田茨城線バイパスは,鉾田茨城線から茨城鹿島線までの約1.5km区間に当たり,東関東自動車道水戸線の(仮称)鉾田ICへのアクセス道路となります。
 (仮称)鉾田ICの平成29年度供用予定に合わせて,茨城鹿島線からの500m区間を優先整備区間として整備を進めており,その概要について,鉾田工事事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。

<鹿島海岸津波・高潮対策事業(鹿嶋市)>

 茨城沿岸津波対策検討委員会での結果を踏まえ,現況の堤防高が低い区間について,東日本大震災の復興事業として堤防嵩上げ工事を進めており,その概要について,潮来土木事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。
概要について説明を受ける委員の様子

<国道124号道路改良整備事業(6車線化)(神栖市)>

 本路線は,沿線には商店街が立地し,近傍には工業地帯や学校・住宅等が過密しており,朝夕には慢性的な交通渋滞が発生しております。
 そのため,交通の円滑化,住民生活の安全確保,緊急輸送道路の機能強化を目的に,道路改良整備事業(6車線化)を進めており,その概要について,潮来土木事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。

<鹿島港海岸津波・高潮対策事業(防潮堤)(神栖市)>

 茨城沿岸津波対策検討委員会の結果を踏まえ,東日本大震災の復興事業等により,防潮堤の整備を進めておりましたが,北公共埠頭の防潮堤工事完了を受け,鹿島港における津波のハード対策が概成しました。事業の概要について,鹿島港湾事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。
概要について説明を受ける委員の様子

<都市計画道路宮中佐田線((仮称)猫帰橋上部工工事)(鹿嶋市)>

 本路線は,鹿嶋市を南北に縦断する,主要な幹線道路となっています。
 また,鹿島臨海工業地帯の進展に伴い,市街化が進み,交通量が年々増加し,慢性的な交通渋滞が発生しています。
 その緩和対策として,(仮称)猫帰橋の橋梁上部工事等を中心に事業進捗を図っており,その概要について,潮来土木事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。

概要について説明を受ける委員の様子

<日の出地区復興交付金事業等(潮来市)>

 日の出地区は東日本大震災において,地盤の液状化等による大きな被害を受けました。 東日本大震災復興交付金を活用した,潮来市による日の出小・中学校の整備事業や幹線道路・街区道路液状化対策事業,電線共同溝整備事業の概要について,潮来土木事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。

<県道潮来佐原線道路改良整備事業(4車線化)(潮来市)>

 本路線は,潮来市街地と東関東自動車道路(潮来IC)にアクセスする重要な幹線道路となっています。
 また,沿線には商店街が立地し,近傍にはJR潮来駅や学校・住宅等が過密していることから,朝夕においては慢性的な交通渋滞が発生しております。
 このため,その緩和対策として道路改良整備事業(4車線化)が進められており,その概要について,潮来土木事務所から説明を受け,現地調査を実施しました。



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