令和6年 保健福祉医療委員会 調査結果

 令和6年の保健福祉医療委員会(水柿一俊委員長)の重点審査テーマは「県民の命を守るための医療と介護の充実」です。
 本委員会では、この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに、その他所管事項についての調査等も行ってまいります。
 以下、調査の概要につきまして、ご報告いたします。
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令和6年8月1日(木曜日)

<社会福祉法人征峯会(筑西市)>

 社会福祉法人征峯会は、「最高の笑顔をあなたに」をスローガンに、福祉サービスの提供に取り組んでいます。人材確保の取組として、ベトナムから技能実習生を受け入れているほか、今後インドからの人材の受入も予定しています。法人の担当者から、現在の状況等をお伺いするとともに、実際に現場で介護に従事するベトナム人技能実習生からお話を伺いました。

(説明を受ける委員の様子)
(質疑に応えるベトナム人実習生の様子)
<茨城県西部メディカルセンター(筑西市)>

 茨城県西部メディカルセンターは、筑西市民病院、県西総合病院の再編統合により、2018年に開設された病院で、地域医療支援病院、地域災害拠点病院としての役割を担っています。病院長から病院の役割や現在の状況等について説明を受けるとともに、委員から医師、看護師の確保に向けた取組等について質疑を行いました。

(説明を受ける委員の様子)
(病院長へ質問する委員の様子)

県外調査(北海道) 令和6年7月10日(水曜日)~12日(金曜日)

<社会福祉法人札幌報恩会(北海道札幌市)>

 社会福祉法人札幌報恩会は、障害者支援施設をはじめ、数多くの福祉施設を運営しており、利用者総数500名に上ります。また、障害者支援に350名の職員が携わっており、多岐にわたる活動をされています。
 理事長から法人の活動が始まった当初からこれまでの状況等について説明を受けた後、障害者施設を中心に施設を視察しました。

(説明を受ける委員の様子)
(障害者施設を視察する委員の様子)
<市立札幌病院(北海道札幌市)>

 市立札幌病院は、地域医療を支える最後の砦として33の診療科が連携し、複数の症状について同病院内で対応することを可能としています。また、総合周産期母子医療センターや精神医療センターとして地域と連携しつつ、幅広い医療を提供しています。
 医師、看護師等医療従事者の確保に係る取り組みや地域連携の状況について、担当者から説明を受けるとともに、精神医療センター等病院内を視察しました。

(説明を受ける委員の様子)
(説明を受ける委員の様子)
<海道コカ・コーラボトリング株式会社(北海道札幌市)>

 北海道コカ・コーラボトリング株式会社は、世界的な食品安全マネジメントシステムの認証規格FSSC22000を取得し、徹底した食品安全管理を行っています。
 担当者から説明を受けた後、工場内で商品の製造過程を視察しました。

(説明を受ける委員の様子)
(説明を受ける委員の様子)
<合同会社竹内農園(北海道北広島市)>

 合同会社竹内農園は、農園近郊に所在する就労継続支援B型事業所などから、知的障害等を持つ利用者を中心に施設外就労として受け入れ、野菜約15種類を栽培しており、農福連携に積極的に取り組んでいます。
 農福連携の取組について、同社の代表者から現状や課題の説明を受け、その後実際の作業の現場を視察しました。

(説明を受ける委員の様子)
(説明を受ける委員の様子)

令和6年5月24日(金曜日)

<潮来保健所(潮来市)>

 潮来保健所では、昭和53年5月に建築されてから46年が経過し、建替の時期を迎えています。同保健所において実施されている業務についての説明を受けるとともに、課題の聞き取りを行いました。
 また、保健所を所管している保健政策課から保健所の建替・移転についての検討状況や整備の考え方について説明を受けるとともに、保健所内を見学しました。

(説明を受ける委員の様子)
(保健所内を見学する委員の様子)
<沢井製薬(株)鹿島工場(神栖市)>

 沢井製薬(株)鹿島工場では、主に後発医薬品の経口固形剤の製造を行っており、3つの製剤棟において、抗がん剤や免疫抑制剤等の高活性製剤を含む90品目以上を製造しています。
 工場長や品質保証の担当者から医薬品の製造過程や現在の薬不足の要因等について説明を受けるとともに、施設内を見学しました。

(説明を受ける委員の様子)
(担当者に話を聞く委員の様子)

令和6年4月22日(月曜日)

<閉会中委員会>

 病院局、保健医療部及び福祉部から事務事業概要の説明聴取を行いました。

(委員会の様子①)
(委員会の様子②)

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