令和8年 保健福祉医療委員会 調査結果

 令和8年の保健福祉医療委員会(豊田茂委員長)の重点審査テーマは、「2040年に向けた医療・福祉・保健・介護の取組について」です。
 本委員会では、この審査テーマに対して県が取り組むべき施策について検討するとともに、その他所管事項についての調査等も行ってまいります。
 以下、調査の概要につきまして、ご報告いたします。
 (写真をクリックすると拡大します。)

令和8年8月19日(水曜日)

県立看護大学校(笠間市)

 令和8年4月に「中央看護専門学校」から「看護大学校」へ校名変更。助産師教育と県内初の4年制看護師教育を開始し、地域医療を支える看護専門職を育成しています。
 質の高い看護人材の育成に向けた取組について説明を受け、校内を視察しました。

説明を受ける委員の様子 視察を行う委員の様子

県立あすなろの郷(水戸市)

 県立あすなろの郷は老朽化・狭隘化した既存施設を令和7年6月に再編整備を終え、新施設での運営を開始しています。
 再編整備の概要や施設運営の状況、強度行動障害者及び医療的ケアを要する利用者への支援体制、新施設における居住環境の整備や病院機能との連携について説明を受けるとともに、施設を視察しました。

説明を受ける委員の様子 視察を行う委員の様子

県外調査(広島県・愛媛県) 令和8年7月22日(水曜日)~24日(金曜日)

広島県庁(広島県広島市)

 広島県健康福祉局では、県内の高度急性期医療の強化と医療人材の確保・育成を目的として、県立広島病院、県立二葉の里病院、中電病院及び広島がん高精度治療センター(HIPRAC)の統合による新病院の整備により「高度医療・人材育成拠点」の整備を進めています。新病院を核とした病院統合により、高度医療の提供体制の強化や医師の育成機能の充実を図るとともに、県全域の地域医療を支える仕組みの構築を目指しています。
 説明を受けた後に、意見交換を行いました。

説明を受ける委員の様子 説明を受ける委員の様子

地域密着型特別養護老人ホーム「ゆずの家」(広島県東広島市西条町)

 地域密着型特別養護老人ホーム「ゆずの家」は、〈社会福祉法人ゆず〉が運営する施設で、「終の住処」ではなく「次の住処」をコンセプトに、入居後も在宅復帰や自立した生活の継続を目指した支援を行っています。特別養護老人ホームでありながら、利用者の心身機能の維持・向上を図り、地域とのつながりを保ちながら暮らせる環境づくりに取り組んでいることが特徴です。
 施設・法人概要について説明を受けた後、施設内を視察しました。

説明を受ける委員の様子 視察する委員の様子

愛媛県松山市役所

 松山市では、介護現場における業務効率化や職員負担の軽減を図るため、介護記録システムやICT機器、介護ロボット等の導入支援を進めるとともに、デジタル技術を活用した持続可能な介護サービス提供体制の構築に取り組んでいます。
 取組状況について説明を受け、意見交換を行いました。

説明を受ける委員の様子 意見交換を行う委員の様子

愛媛県庁(愛媛県松山市)

 愛媛県では、地域枠医師や自治医科大学卒業医師の養成・配置、奨学金制度の活用、大学との連携による人材育成などを通じて、医師不足地域における医療提供体制の確保に取り組んでいます。
 県内の救急医療体制について、初期・二次・三次救急による重層的な体制の整備や、病院群輪番制による救急医療の確保、ドクターヘリの運用状況などについて説明を受けるとともに、意見交換を行いました。

説明を受ける委員の様子 説明を受ける委員の様子

令和8年7月1日(水曜日)

日立市役所

 日立市は、令和5年から(株)日立製作所との次世代未来都市共創プロジェクトに取り組んでいます。日立市と日立製作所の約170名が共創プロジェクト推進に携わっています。
 3つの重点テーマ(①グリーン産業都市の構築②デジタル健康・医療・介護の推進③公共交通のスマート化)の中でも特に、②「デジタル健康・医療・介護の推進」の取組を中心に説明を受けました。

説明を受ける委員の様子 説明を受ける委員の様子

県立日立第一高等学校(日立市)

 県立日立第一高等学校は、サイエンス医科学コースを設置し、地域医療従事者の育成に取り組んでいます。
 月に1回程度、医学に対する興味関心を深め、医学部医学科への進路意識を高めるため、メディカルセミナーとして現役医師の講演などを行っています。
 筑波大学医学部教授による高校生に対する講演を傍聴し、高校および医学コースの概要説明を受けた後に、高校生との意見交換を行いました。

説明を受ける委員の様子 意見交換を行う委員の様子

令和8年5月21日(木曜日)

茨城県立医療大学(阿見町)

 茨城県立医療大学は、看護師、保健師、助産師、理学療法士、作業療法士、診療放射線技師などの医療専門職を養成するとともに、リハビリテーション医療を提供しています。
 特定の職種だけではなく、複数の職種が連携する多職種連携を行っていることや、医療系大学として全国で唯一付属病院があることで大学教員による現場での学生指導を行えることが教育の特色です。
 医療従事者の養成と茨城県内への定着の状況および附属病院の状況について説明を受けるとともに、大学および病院施設を視察しました。

説明を受ける委員の様子 視察する委員の様子

Diverse Village USHIKU(牛久市)

 Diverse Village USHIKUは、障害者の直接支援、企業の雇用支援、福祉施設やサポート期間との連携を行う障害者雇用の支援拠点で本年1月に開設しました。
 施設では、ロースタリー型、屋内農園型、サテライトオフィス型といった多様な就労形態をワンフロアで提供し、利用企業が障害者を直接雇用する仕組みを構築している点が特徴です。
 障害者雇用支援の取り組みや、Diverse Villageの機能・役割について概要説明を行った後、施設内の視察および意見交換を実施しました。

説明を受ける委員の様子 説明を受ける委員の様子

土浦保健所(土浦市)

 土浦保健所は、令和8年3月から新庁舎の供用を開始いたしました。
 新庁舎は、都市の木造化推進法や県方針に基づき県産木材を活用したことや、災害時には災害対策拠点となるよう会議室を整備したこと、感染症対策機能を強化したことが特徴です。
 土浦保健所の概要について説明を受けた後、所内を視察しました。

説明を受ける委員の様子 現地を視察する委員の様子

令和8年4月27日(月曜日)

閉会中委員会

 病院局、保健医療部、福祉部から事務事業概要の説明聴取を行いました。

委員会の様子① 委員会の様子②