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更新日:2019年6月25日

レジオネラ症について

レジオネラ症

レジオネラ・ニューモフィラ(Legionella pneumophila)を代表とするレジオネラ属菌による細菌感染症です。
全国および本県ともに近年報告数が多く、本県では2015年に報告が急増しました(63件)。2017年は、6月12日時点で22件と、2015年の同時期とほぼ同数の報告があります(図1)。
報告事例を性別・年齢別に見ると,例年50歳代以上の男性が多い状況にあります(図2,図3)。

レジオネラの報告推移(2012-2017)
図1.本県と全国の報告数の推移
(参考)2016年における本県の届出情報(n=46)
レジオネラ症の報告(性別)(2016) レジオネラ症の性別報告割合(2016)
図2.年齢群別報告数 図3.性別報告割合

潜伏期間と症状

レジオネラ症には2つの病型があります。

 

  • レジオネラ肺炎
    潜伏期間:2~10日
    症状:全身倦怠感,筋肉痛,頭痛,高熱,腹痛,嘔吐,意識障害等
  • ポンティアック熱
    潜伏期間:1~2日
    症状:発熱,悪寒,頭痛などのインフルエンザ様症状等

感染経路

人工的な水循環設備(循環式浴槽,冷却塔,給湯設備など)中に侵入,繁殖し,それらの設備から発生するエアロゾル(目には見えないような細かい霧状の水滴)にレジオネラ属菌が含まれていることがあり,これを吸入することにより感染します。
乳幼児や高齢者,免疫力が低下している人がかかりやすい傾向にあります。
現在のところ人から人へ感染した事例は報告されていません。

レジオネラ属菌の特徴

  • 自然環境(湿った土壌や河川,湖沼および池などの淡水中)に生息していますが,人工環境(空調用冷却塔や循環式浴槽など)の水が停滞あるいは循環する所(ヌメリ等)に生息します。
  • 特定の種類のアメーバに寄生し,その細胞内で増殖します。
  • 一般に20~50℃で繁殖し,36℃前後が最も適した温度です。レジオネラ属菌は熱に弱いため70℃以上では1分以内に死滅します。

予防方法

  • 風呂掃除感染源となる冷却塔などの設備や器具を定期的に点検,清掃,消毒を行い,ヌメリが発生しないようにましょう。
  • 家庭のお風呂では,毎日お湯を入れ換え,浴槽の清掃を行うなど清潔に保ちましょう。
  • 加湿器の水はこまめに取り換え,水道水など衛生的な水を使用しましょう。また,定期的にノズルの清掃やタンクの洗浄を行い,加湿器を使用しない期間は水を抜いてきれいにしておきましょう。

公衆浴場,旅館等の入浴施設におけるレジオネラ症防止対策

 

症状が現れた場合は,医療機関を受診しましょう。

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部衛生研究所企画情報部

茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-6652

FAX番号:029-243-9550

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