ここから本文です。
更新日:2023年7月14日
特定健診の受診は、糖尿病等の生活習慣病の早期発見・予防につながります。また、健診結果に基づき、保健師等による生活習慣の改善サポート(特定保健指導)が受けられます。
日本人の死因の60%を占める生活習慣病を予防するため、ご自身の健康管理のため、特定健康診査・特定保健指導を積極的にご利用下さい。
特定健康診査(特定健診)とは,生活習慣病予防を目的とし、メタボリックシンドロームに着目した健診です。40才から74才の方が対象となっており、各医療保険者が実施しています。
◎生活習慣病を未然に防ぐ
◎検査値の変化がわかる
◎生活習慣改善に取り組みやすい
特定健康診査は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診で、以下の項目を実施します。
基本検査項目 |
質問票(服薬歴,喫煙歴等)、○身体計測(身長、体重、BMI、腹囲)、血圧測定、理学的検査(身体診察)、○検尿(尿糖,尿蛋白)、血液検査 脂質検査(中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール) 血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c) 肝機能検査(GOT、GPT、&gaミリメートルa;-GTP) |
---|---|
医師が判断した時の詳細な健診の項目 |
一定の基準の下、医師が必要と認めた場合に実施 |
詳しくは、皆さまがご加入の各医療保険者にお問い合せ下さい。
※医療保険者の種類については、お手持ちの保険証の保険者の名称を御確認下さい。
主な医療保険者の種類 | 問い合わせ先 |
国民健康保険 | 特定健康診査・保健指導窓口 |
全国健康保険協会管掌健康保険 (愛称:協会けんぽ) |
全国健康保険協会支部 |
健康保険組合 | 各健康保険組合事務局 |
共済組合 |
各共済組合支部の事務局 |
【受診する皆様へのお願い】
・受診の際はマスクを着用してください。
・いわゆる風邪症状が続いている方等は、体調が回復してから受診してください。
【健診実施機関について】
健診実施機関においては、健診関係団体が策定したガイドラインや日本医師会が策定したガイドラインに沿った感染防止対策をとることとされています。
各実施機関が取り組んでいる感染防止対策については、各実施機関のホームページをご確認いただくか、各実施機関へ直接お問合せください。
メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型の肥満に加えて、高血圧や高血糖、中性脂肪などの脂質異常のうち、2つ以上あてはまる状態をいい、そのまま放置すると、将来、脳卒中や心筋梗塞、高血圧症、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因となります。
上記に該当した方は、将来において生活習慣病を発症する可能性が高いと考えられています。自分の健康を維持するため、毎日の生活習慣(食事・運動・喫煙・生活リズムなど)を振り返り、今すぐ改善出来ることから取り組み、将来に渡る健康づくりにチャレンジしましょう。
「特定健康診査」は、40歳から74歳の方を対象とし、身体計測、おへそ周りの腹囲測定、血圧測定、尿検査、血液検査(血糖検査、脂質検査、肝機能検査)を行います。また、過去の健診データなど一定の基準の下、医師が必要と判断した方には、貧血検査や心電図検査、眼底検査を行います。
その結果、「メタボリックシンドローム該当者または予備群」に該当し、生活習慣病の発症のリスクが高く、生活習慣の改善が必要と判断された方は、医師や保健師、管理栄養士等による「特定保健指導」が受けられます。
「特定保健指導」とは、特定健康診査の結果から、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、ご本人の生活習慣を改善するため、食事バランスや運動のポイント等のアドバイスを行い、ご本人が継続して生活習慣の改善に取り組めるようサポートする制度です。
特定保健指導には、リスクの程度に応じて、動機付け支援と積極的支援があります。(よりリスクが高い方が積極的支援)
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください