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更新日:2021年4月5日

アスベストによる健康被害について

アスベスト(石綿)ってどんなもの?

アスベスト(石綿)は天然にできた鉱物繊維で「せきめん」「いしわた」とも呼ばれています。
アスベストは,きわめて細い繊維で,熱,摩擦,酸やアルカリにも強く,丈夫で変化しにくいという特性を持っていることから,建材(吹き付け材,保温・断熱材など)や摩擦材(自動車のブレーキパットやブレーキライニングなど)といった様々な工業製品に使用されてきました。
しかし,アスベストは肺がんや中皮腫を発症する発がん性が問題となり,現在では,原則として製造・使用が禁止されています。

アスベストによる健康障害のメカニズム

アスベストは人の髪の毛の直径よりも非常に細く,肉眼では見ることのできないきわめて細い繊維からなっています。
そのため,飛散すると空気中に浮遊しやすく,吸入されて人の肺胞に沈着しやすい特徴があります。
吸い込んだアスベストの一部は異物として痰の中にまざり体外へ排出されます。
しかし,アスベスト繊維は丈夫で変化しにくい性質のため,肺の組織内に長く滞留することとなります。
この体内に滞留したアスベストが要因となって,肺の繊維化やがんの一種である肺がん,悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがあります。

自分が病気かどうか,不安な場合

アスベストによる健康被害は,石綿を吸い込んでから30から50年という長い潜伏期間を経て発症します。石綿を吸い込んだ可能性がある方で呼吸困難,咳,胸痛などの症状がある方,その他特にご心配な方は近隣の労災病院のアスベスト疾患センター等の専門医療機関にご相談ください。

また過去にアスベストを吸い込んでしまった恐れのある人は,喫煙により肺がんのリスクが増大するため,禁煙することが重要です。

アスベストによる疾患の主な自覚症状(外部サイトへリンク)

アスベストで健康被害にあわれた方への支援

アスベストで健康被害にあわれた方には,2つの支援制度があります。1つは,労働者等の方がアスベストにさらされる業務に従事していた場合に,労働者災害補償保険制度(労災保険制度)やその他の災害補償制度により補償を受けることができます。もう1つは,これらの制度による補償を受けられない場合に,石綿健康被害救済制度による救済給付を受けることができます。

労働者災害補償保険制度(労災保険制度)

労災保険給付を受けるためには,その病気が仕事が原因で発病したものであると労働基準監督署長から認定を受ける必要があります。

労災保険制度の詳しい情報については,最寄りの都道府県労働局,労働基準監督署にお問い合わせください。

茨城県内の労働局,労働基準監督署の所在地は厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

石綿健康被害救済制度

上記の労災保険制度等による補償を受けられない場合に,石綿健康被害救済制度による救済給付を受けることができます。下記の方が,救済給付の申請・請求をすることができます。

  • 日本国内でアスベストを吸入することにより指定疾病にかかり,現在療養されている方
  • それらの指定疾病に起因してお亡くなりになった方のご遺族

指定疾病とは,中皮腫,石綿による肺がん,石綿肺及びびまん性胸膜肥厚です。(石綿肺,びまん性胸膜肥厚については,著しい呼吸機能障害を伴うものが救済対象です。)

この制度による救済給付を受けるためには,アスベストが原因で発症した指定疾病にかかった者であると環境再生保全機構から認定を受ける必要があります。

詳しい救済給付の内容は独立行政法人環境再生保全機構ホームページ(外部サイトへリンク)でご確認ください。

また保健所でも,救済給付に係る申請書等の配布,申請受付を行っておりますので,最寄りの保健所にご相談ください。

お問い合わせ先

茨城県中央保健所健康増進課アスベスト担当話番号029-241-0100(代表)

 

このページに関するお問い合わせ

保健医療部中央保健所健康増進課

茨城県水戸市笠原町993-2

電話番号:029-241-0100

FAX番号:029-241-5313

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