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茨城県における児童保育施設及び学校の歯科保健事業の実施状況を把握し、各ライフステージにおける歯科保健対策の推進を図ることを目的としています。
県内の保育所、認定こども園、幼稚園及び特別支援学校幼稚部、小学校及び特別支援学校小学部、中学校、中等教育学校及び特別支援学校中学部、高等学校及び特別支援学校高等部を対象としています。
平成27年4月から同年5月まで
平成26年度における歯科保健事業実施状況
回答があった施設は、小学校が99.1%、中学校・中等教育学校が98.3%でした。また、保育所・認定こども園・幼稚園は89.3%、高等学校は85.3%、特別支援学校では79.2%の回答率でした。
「歯磨きを実施している」施設は、特別支援学校が19施設(100%)で実施していました。また、小学校が516施設(98.5%)、保育所・認定こども園・幼稚園が697施設(91.7%)で、共に9割を超える施設で実施しました。中学校・中等教育学校では181施設(77.0%)、高等学校では12施設(12.1%)と低い傾向が見られました。
「歯磨きを実施している」施設は、小学校及び中学校、高等学校、特別支援学校において、施設全体で取り組んでいる傾向が見られました。
「歯磨き時に歯磨き剤の使用を指導している」施設は、特別支援学校で11施設(57.9%)と最も多く、次いで中学校・中等教育学校で119施設(50.6%)でした。また、小学校では52施設(9.9%)、高等学校では9施設(9.0%)、保育所・認定こども園・幼稚園では52施設(6.8%)でした。
「歯磨きを実施している期間」は、特別支援学校が19施設(100%)で通年実施していました。無回答施設を除いて通年実施した施設割合を見ると、割合が多い順に、高等学校が12施設(100%)、小学校が518施設(99.6%)、中学校・中等教育学校が175施設(97.2%)、保育所・認定こども園・幼稚園が665施設(96.0%)でした。
「フッ化物洗口を実施している」施設は、保育所・認定こども園・幼稚園のみで15施設(2.0%)でした。小学校び中学校・中等教育学校、高等学校、特別支援学校では0施設でした。
「フッ化物洗口を実施している」施設での実施開始時期は、平成23年から平成25年が全体の66.7%を占めました。最も長く実施している施設では、平成13年から実施していました。
「フッ化物洗口を実施している」施設で実施頻度では、「週1回」の2施設(13.3%)に比べ、「週5回」が13施設にのぼり実施施設の86.7%を占めました。
「フッ化物洗口を実施している」施設は、すべてが3歳児以上のクラスでした。
「フッ化物洗口実施に興味がある」と回答したのは、保育所・認定こども園・幼稚園が232施設(30.5%)と最も多く、また、小学校では29施設(5.5%)、中学校・中等教育学校では12施設(5.1%)、高等学校では8施設(8.1%)でした。
「歯科健診後に歯科への治療勧告を行った回数」で、2回以上行っていたのは、施設割合が多い順に、小学校が402施設(76.7%)、中学校が157施設(66.8%)、保育所・認定こども園・幼稚園が426施設(55.3%)、特別支援学校が6施設(31.6%)、高等学校が17施設(17.2%)でした。
「歯科健診後に歯科への治療勧告を行い、実際に当該年度中に歯科を受診した児童生徒の割合」は、保育所・認定こども園・幼稚園が平均55.2%、小学校が平均50.9%でした。中学校・中等教育学校では「20%以上30%未満」が57施設(26.8%)で最も多く、平均は33.4%でした。高等学校では「0%以上10%未満」が34施設(50.0%)で最も多く、平均は13.7%でした。特別支援学校では「30%以上40%未満」が8施設(42.1%)と最も多く、平均は37.1%でした。
回答施設における歯科保健教育・普及啓発を実施している場合の具体的内容は、平成26年度歯科保健実態調査報告(歯科保健取り組み)(エクセル:985KB)をご覧ください。
なお、一覧に掲載した内容は、公表を辞退していない施設のみ掲載しています。