更新日:2020年2月26日

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足こん跡

足こん跡係イメージ画像

捜査に直接関わり、事件解決に貢献できる仕事は、他では得難い誇りとやりがいを与えてくれます。

私の係では、犯罪現場等において、警察官が採取した足跡やタイヤ痕等を検査し、遺留された痕跡の靴やタイヤ等のメーカーを特定したり、被疑者の犯行の裏付け証拠となる鑑定に関する仕事をしています。

現在の所属になるまで、会計係の仕事が長かったので、鑑識課員としての経験は浅いのですが、上司が行った鑑定で印象に残った事件があります。

その事件では、容疑者が浮上してはいるものの、指紋やDNA等の証拠資料がなく、現場に残されていたのは、犯人の足跡だけでした。容疑者の靴と現場の足跡とを鑑定した上司は、容疑者と犯人の足跡が一致すると鑑定し、犯行を裏付けたのです。この鑑定結果がなければ、捜査は難航し、犯人検挙には至らなかった可能性もありますので、現場の警察官から感謝の電話が続く横で、私まで誇らしい気持ちになっていました。私もいずれは上司のように捜査で頼りにされる存在になりたい、と強く思った事件でした。

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警察行政職員の多くは行政面による警察官のサポートがメインです。鑑識課のように警察行政職員でありながら捜査に直接関わり、事件解決に貢献できる仕事は、他では得難い誇りとやりがいを与えてくれます。

反面、事件捜査に直接影響を与えたり、逮捕された者の人生を左右したりと、重要で責任の重い仕事です。失敗の許されない仕事ですので、慎重に一つ一つの事を確認しながら仕事を進めるよう心掛けています。

警務部警務課足こん跡係 主任 平成19年採用

学生の皆さんにメッセージ

足こん跡係イメージ子供の頃は警察官になりたいと思っていました。時が経ち、高校生になって進路について真剣に考える時期になり、先生から「人の役に立つ仕事がしたいなら警察官をサポートし、裏方から治安を守る警察行政職員という選択肢もあるよ」と教えてもらいました。それをきっかけにいろいろと調べてみると、自分にはこちらの方が向いているかもしれないと思うようになり、警察行政職員を志しました。

学生の皆さんは進路に迷う中、いろいろな選択肢のひとつとして警察行政職員の仕事に興味をもってくれているのだと思います。

警察行政職員の職務はいろいろありますが、いずれも楽な仕事ではありません。地味で目立たない業務も多いですが、どんな仕事も警察を支えているという誇りの持てる仕事です。