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更新日:2022年1月26日
○装置の目的・概要 | 粉末試料を中心として材料の結晶構造を広いd範囲(Q領域)で解析できる高能率汎用中性子回折装置 |
○装置の性能・規格 | |
・ビームライン 番号 |
BL20 |
・モデレータ種類 | 非結合ポイズン型モデレータ |
・入射波長範囲 | 0.2~10Å(ダブルフレームモード) |
・測定d範囲 (ダブルフレーム(12.5Hz)モード) |
平成29年11月時点: 12.5~900(DFモード)Å(小角検出器バンク) |
最終完成時(J-PARC/MLF出力1MW): 0.089~5.09Å(背面検出器バンク) 0.255~7.2Å(90度検出器バンク) 0.556~45.14Å(低角検出器バンク) 3.38~834Å(小角検出器バンク) |
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・分解能 (Δd/d) |
0.16%(@背面検出器バンク) |
0.5%(@90度検出器バンク) | |
・測定時間 | 陽子加速器が300kW,25Hzで運転される場合、標準円筒容器に充填したSi粉末は約12分で、LiCoO2粉末は約15分で構造解析に十分な回折パターンが得られる。 |
・試料の標準体積 | 約1.4cc |
(粉末試料は、直径6ミリメートル×高さ50ミリメートルの円筒容器に充填する。このうち、高さ約20ミリメートルの部分を測定する。試料が少ない場合、測定時間が長くなる。) | |
・試料環境および 周辺機器 |
試料自動搬送ロボットを使用する。 各種周辺機器を整備中。 真空炉(900℃、縦型、バナジウム発熱体)、不活性ガス雰囲気炉(1000℃、横型,赤外線ランプ発熱体)、中温冷凍機(20K~RT、RT~700K)、大型試料用30サンプル試料交換機(Max12×75ミリメートル) |
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