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更新日:2024年10月2日

茨城県の景気動向-令和6年(2024年)7月分-

 令和6年(2024年)10月2日掲載

 

茨城県景気動向指数は、景気の現状把握及び将来予測に資するため、生産・消費・雇用など景気に敏感な経済指標の動きを統合することによって作成した景気指標です。

景気動向指数には、CI(コンポジット・インデックス)とDI(ディフュージョン・インデックス)があり、それぞれ、景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3つの指数があります。

CIは、一致指数が上昇基調にある時は景気の拡張局面、低下基調にある時は景気の後退局面を示します。一方、DIは、景気の各部門への波及度合いを表すものであり、月々の振れはあるものの、一致指数が景気の拡張局面では50%を上回り、景気の後退局面では50%を下回る傾向があります。

CI(コンポジット・インデックス)の概況

概況

令和6年7月のCIは、先行指数120.1、一致指数114.2、遅行指数135.6となりました

当月の指数(令和2年(2020年)=100)

  茨城県 全国
CI値 前月差 変化方向 CI値 前月差 変化方向
先行指数 120.1 4.7 2か月ぶり上昇 109.3 0.2 2か月ぶり上昇
一致指数 114.2 0.4

2か月ぶり上昇

117.2 3.1 2か月ぶり上昇
遅行指数

135.6

4.7

2か月ぶり上昇 107.2 0.2 2か月ぶり上昇
  • 茨城県と全国では、採用系列及び採用系列数は異なる。

CI一致指数の後方移動平均値

  茨城県 全国
CI値 前月差 変化方向 CI値 前月差 変化方向
3か月 115.2 -1.07 2か月連続低下 116.3 0.60 2か月ぶり上昇
7か月 116.5 -0.96 7か月連続低下 114.9 0.20 2か月ぶり上昇

ここがポイント

  • 当月の基調判断は、CI一致指数の3か月後方移動平均値が低下しましたが、当月の指数が上昇したため、前月の基調判断「下げ止まり」を据え置いています。
  • 当月分は、有効求人数や百貨店・スーパー販売額等が低下した一方で、所定外労働時間指数や鉱工業生産指数が上昇したことから、CI一致指数が前月から0.4ポイント上昇しました。

基調判断

景気動向指数(CI一致指数)は「下げ止まり」を示しています。

図:CI一致指数(茨城県と全国)(令和2年(2020年)=100、灰色:茨城県の景気後退期)

茨城県と全国のCI一致指数のグラフ

DI(ディフュージョン・インデックス)の概況

概況

令和6年7月のDIは、先行指数28.6、一致指数28.6、遅行指数28.6となりました

 

CI時系列表のダウンロード(エクセル:273KB)

DI時系列表のダウンロード(エクセル:183KB)

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政策企画部統計課企画分析

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2632

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