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報道発表資料

更新日:2021年4月22日

茨城県鉱工業指数-令和3年(2021年)2月分-

 令和3年(2021年)4月22日掲載

今月の動き

令和3年(2021年)2月の鉱工業指数(季調済)は、生産:100.1、出荷:97.6、在庫:91.3となった。

  • 生産は、前月比2.7%上昇し、2か月連続の上昇となった。
  • 出荷は、前月比2.4%上昇し、3か月連続の上昇となった。
  • 在庫は、前月比2.2%上昇し、2か月連続の上昇となった。

ここがポイント

  • 生産指数は前月比2.7%と2か月連続の上昇。主な要因には次の業種の上昇が挙げられます。
    電気機械工業(前月比21.1%、特に、開閉制御装置、電子顕微鏡が上昇)
    鉄鋼業(前月比30.6%、特に、鋼半製品、粗鋼、銑鉄、普通鋼鋼帯が上昇)
  • 出荷指数は前月比2.4%と3か月連続の上昇。主な要因には次の業種の上昇が挙げられます。
    鉄鋼業(前月比39.4%、特に、普通鋼鋼帯、普通鋼冷延広幅帯鋼、普通鋼鋼板が上昇)
    化学工業(前月比8.5%、特に、ポリエチレン、エチレングリコール、苛性ソーダが上昇)
  • 在庫指数は前月比2.2%と2か月連続の上昇。主な要因には次の業種の上昇が挙げられます。
    鉄鋼業(前月比12.7%、特に、鋼半製品、普通鋼鋼帯、銑鉄、普通鋼冷延広幅帯鋼が上昇)
    生産用機械工業(前月比6.2%、特に、マシニングセンタが上昇)

1.概況

本県と全国の概要(2015年=100)

  生産 出荷 在庫
本県

季節調整済指数

100.1

97.6

91.3

前月比(季節調整済)%

2.7

2.4

2.2

原指数

96.1

92.5

91.9

前年同月比(原指数)%

0.7

-4.3

-10.9

全国

季節調整済指数

95.6

94.4

94.4

前月比(季節調整済)%

-1.3

-1.3

-0.7

原指数

92.6

91.5

95.1

前年同月比(原指数)%

-2.0

-3.2

-9.5

1.1.生産

生産指数(季節調整済)は100.1で前月比は2.7%となり、2か月連続で上昇した。また、前年同月比(原指数)は0.7%であった。
業種別にみると、電気機械工業、鉄鋼業などが上昇し、汎用・業務用機械工業、非鉄金属工業などが低下した。
財別にみると、資本財、鉱工業用生産財などが上昇し、建設財、耐久消費財などが低下した。

1.2.出荷

出荷指数(季節調整済)は97.6で前月比は2.4%となり、3か月連続で上昇した。また、前年同月比(原指数)は-4.3%であった。
業種別にみると、鉄鋼業、化学工業などが上昇し、非鉄金属工業、汎用・業務用機械工業などが低下した。
財別にみると、資本財、鉱工業用生産財が上昇し、建設財、耐久消費財などが低下した。

1.3.在庫

在庫指数(季節調整済)は91.3で前月比は2.2%となり、2か月連続で上昇した。また、前年同月比(原指数)は-10.9%であった。
業種別にみると、鉄鋼業、生産用機械工業などが上昇し、化学工業、食料品・たばこ工業などが低下した。
財別にみると、その他用生産財、資本財などが上昇し、非耐久消費財、建設財が低下した。

鉱工業生産指数、在庫指数の推移(2015年=100、季節調整済)(茨城県)

鉱工業生産指数,在庫指数の推移(季節調整済)(茨城県)のグラフ

鉱工業生産指数、在庫指数の推移(2015年=100、季節調整済)(全国)

鉱工業生産指数,在庫指数の推移(季節調整済)(全国)のグラフ

  • 【資料】
    • 「茨城県」の値:茨城県統計課「茨城県鉱工業指数」
    • 「全国」の値:経済産業省「鉱工業(生産・出荷・在庫)指数確報」(以下の表について同じ)

2.業種別動向(寄与度順に表示)

2.1.生産

生産の動向
業種名 寄与度
(%)
前月比
(%)
前年
同月比
(%)
上昇または低下した主な品目等
上昇

電気機械工業

1.5

21.1

17.8

開閉制御装置、電子顕微鏡

鉄鋼業

0.9

30.6

1.2

鋼半製品、粗鋼、銑鉄、普通鋼鋼帯

生産用機械工業

0.5

4.4

41.5

半導体製造装置、マシニングセンタ

食料品・たばこ工業

0.4

2.3

-3.7

チョコレート類

低下

汎用・業務用機械工業

-0.8

-7.8

-21.2

エレベータ、エスカレータ、蒸気タービン部品、冷凍・冷蔵ショーケース

非鉄金属工業

-0.4

-8.4

2.1

電気銀、電力用電線・ケーブル、電気銅

金属製品工業

-0.2

-2.2

-3.2

超硬チップ、アルミニウム製建具

その他工業

-0.2

-3.9

-3.5

特殊合板、金属製家具

2.2.出荷

出荷の動向
業種名 寄与度
(%)
前月比
(%)
前年
同月比
(%)
上昇または低下した主な品目等
上昇

鉄鋼業

1.6

39.4

-9.6

普通鋼鋼帯、普通鋼冷延広幅帯鋼、普通鋼鋼板、亜鉛めっき鋼板

化学工業

1.2

8.5

-1.9

ポリエチレン、エチレングリコール、苛性ソーダ、ビスフェノールA

電気機械工業

1.0

12.1

14.9

開閉制御装置、電子顕微鏡

食料品・たばこ工業

0.2

0.9

-4.3

植物油脂、チョコレート類、発泡酒

低下

非鉄金属工業

-0.7

-11.0

-8.0

電気銅、電力用電線・ケーブル

汎用・業務用機械工業

-0.7

-7.0

-31.0

蒸気タービン部品、複写機、エレベータ

生産用機械工業

-0.6

-5.7

16.1

ショベル系掘削機械、装輪式トラクタ

プラスチック製品工業

-0.2

-2.8

0.3

プラスチック製機械器具部品

2.3.在庫

在庫の動向
業種名 寄与度
(%)
前月比
(%)
前年
同月比
(%)
上昇または低下した主な品目等
上昇

鉄鋼業

1.3

12.7

-16.1

鋼半製品、普通鋼鋼帯、銑鉄、普通鋼冷延広幅帯鋼

生産用機械工業

0.6

6.2

2.6

マシニングセンタ

非鉄金属工業

0.1

3.4

-21.3

電気銅

その他工業

0.1

1.9

0.7

金属製家具、工業用ゴム製品

低下

化学工業

-1.0

-5.0

-18.6

パラキシレン、合成ゴム、ポリプロピレン、苛性ソーダ

食料品・たばこ工業

-0.6

-7.1

10.3

ビール、スナック菓子、その他の酒類

汎用・業務用機械工業

-0.1

-5.8

-25.1

冷凍・冷蔵ショーケース

パルプ・紙・紙加工品工業

-0.0

-1.6

-10.5

紙器用板紙

  • 「寄与度」とは、全体(ここでは鉱工業)の増減に対して、各業種の増減分がどれだけ影響を与えたかを示したものです。

3.主な業種の推移

化学工業

主な業種の推移(化学工業)のグラフ

食料品・たばこ工業

主な業種の推移(食料品・たばこ工業)のグラフ

生産用機械工業

主な業種の推移(生産用機械工業)のグラフ

 

 月報(印刷用)、業種別動向の詳細ダウンロード

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電話番号:029-301-2632

FAX番号:029-301-2669

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