茨城県鉱工業指数（平成22年基準）-平成29年-

平成30年10月15日掲載

茨城県内経済の動向を把握するための基礎資料として,毎年1回,前年の鉱工業指数（生産・出荷・在庫）について,年報として公表しています。

このたび,平成29年(1月～12月)分を取りまとめましたので,公表します。

生産・出荷・在庫の動向（概況）

前年比で生産,出荷は上昇,在庫は低下

生産指数（原指数）は,109.2（前年比＋5.1％）と3年ぶりの上昇となった。業種別に見ると,はん用・生産用・業務用機械工業,電気機械工業等10業種が上昇し,食料品・たばこ工業,鉄鋼業,その他工業等7業種が低下した。
財別に見ると,耐久消費財,資本財,鉱工業用生産財,建設財が上昇し,その他用生産財,非耐久消費財が低下した。
出荷指数（原指数）は,108.1（同＋1.6％）と2年連続の上昇となった。業種別に見ると,はん用・生産用・業務用機械工業,化学工業,輸送機械工業等9業種が上昇し,鉄鋼業,非鉄金属工業,食料品・たばこ工業等8業種が低下した。
財別に見ると,資本財,その他用生産財,鉱工業用生産財が上昇し,耐久消費財,非耐久消費財,建設財が低下した。
在庫指数（原指数）は,112.7(同-6.9％)と2年連続の低下となった。業種別に見ると,窯業・土石製品工業,電気機械工業,化学工業等4業種が上昇し,はん用・生産用・業務用機械工業,プラスチック製品工業,非鉄金属工業等10業種が低下した。
財別に見ると,耐久消費財,非耐久消費財,建設財が上昇し,資本財,その他用生産財,鉱工業用生産財が低下した。