茨城県鉱工業指数（平成27年基準）-平成30年-

令和元年〔2019年〕10月3日掲載

茨城県内経済の動向を把握するための基礎資料として,毎年1回,前年の鉱工業指数（生産・出荷・在庫）について,年報として公表しています。

このたび,平成30年(1月～12月)分を取りまとめましたので,公表します。

生産・出荷・在庫の動向（概況）

前年比で生産,出荷は低下,在庫は上昇

生産指数（原指数）は,99.9（前年比-0.8％）と2年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,輸送機械工業,非鉄金属工業等8業種が上昇し,電子部品・デバイス工業,化学工業等7業種が低下した。
財別に見ると,非耐久消費財,資本財が上昇し,耐久消費財,その他用生産財,鉱工業障生産財,建設財が低下した。
出荷指数（原指数）は,99.5（同-0.9％）と3年ぶりの低下となった。
業種別に見ると,非鉄金属工業,輸送機械工業等6業種が上昇し,汎用・業務用機械工業,電気機械工業等9業種が低下した。
財別に見ると,建設財,非耐久消費財が上昇し,資本財,その他用生産財,鉱工業用生産財が低下した。
在庫指数（原指数）は,97.9(同+7.0％)と3年ぶりの上昇となった。
業種別に見ると,パルプ・紙・紙加工品工業,プラスチック製品工業等9業種が上昇し,窯業・土石製品工業,その他工業が低下した。
財別に見ると,その他用生産財,鉱工業用生産財,非耐久消費財,資本財,耐久消費財が上昇し,建設財が低下した。