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更新日:2019年8月30日

茨城の工業(平成30年工業統計調査結果報告書):調査結果の概要2

 令和元年(2019年)8月30日掲載

 調査結果の概要

 4.製造品出荷額等

-製造品出荷額等は前年に比べ増加-

製造品出荷額等は12兆2,795億円で,前年と比較して1兆707億円(9.6%)増加した。(統計表第1表)

(1)産業中分類別の状況

業種別にみると増加したのは18業種,減少したのは6業種であった。
前年と比較し変動の大きい業種は次のとおりである。(統計表第3表)

≪増加した主な業種≫

≪減少した主な業種≫

業種名 増減額 増減率 業種名 増減額 増減率

輸送用機械

3,292億円

55.2%

飲料・たばこ・飼料

-207億円

-3.8%

生産用機械

2,393億円

23.0%

業務用機械

-141億円

-4.6%

化学

1,889億円

13.4%

繊維

-132億円

-18.5%

また,構成比の高い業種は次のとおりである。(統計表第3表)
この3業種で全体の35.5%を占めている。

≪構成比の高い業種≫

業種名 製造品出荷額等 構成比

化学

1兆6,029億円

13.1%

食料品

1兆4,740億円

12.0%

生産用機械

1兆2,822億円

10.4%

第6図:産業中分類別製造品出荷額等構成比

第6図:産業中分類別製造品出荷額等構成比のグラフ

 

(2)従業者規模別の状況

規模別に前年と比較すると,全ての事業所で増加している。(統計表第4表)

事業所規模 製造品出荷額等 構成比 対前年
増減額 増減率

小規模事業所(4~29人)

1兆496億円

8.5%

66億円

0.6%

中規模事業所(30~299人)

5兆2,046億円

42.4%

468億円

0.9%

大規模事業所(300人以上)

6兆253億円

49.1%

1兆174億円

20.3%

(3)地域別の状況

地域別に前年と比較すると,全ての地域で増加している。(統計表第5表)

地域別 製造品出荷額等 構成比 対前年
増減額 増減率
県北地域

2兆6,923億円

21.9%

2,159億円

8.7%

県央地域

6,212億円

5.1%

155億円

2.6%

鹿行地域

2兆2,596億円

18.4%

1,892億円

9.1%

県南地域

3兆3,750億円

27.5%

1,468億円

4.5%

県西地域

3兆3,314億円

27.1%

5,033億円

17.8%

(4)市町村別状況

市町村別では,神栖市が最も多く,次いで日立市,古河市の順となっている。(統計表第10表)

市町村別 製造品出荷額等 構成比 対前年
増減額 増減率

神栖市

1兆4,906億円

12.1%

1,417億円

10.5%

日立市

1兆547億円

8.6%

473億円

4.7%

古河市

1兆402億円

8.5%

3,252億円

45.5%

第7図:地域別製造品出荷額等構成比

第7図:地域別製造品出荷額等構成比のグラフ

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 5.付加価値額(従業者29人以下は粗付加価値額)

-付加価値額は前年に比べ増加-

付加価値額は,4兆3,631億円で,前年と比較して7,075億円(19.4%)増加した。(統計表第1表)

(1)産業中分類別の状況

業種別にみると増加したのは13業種,減少したのは11業種であった。
前年と比較し変動の大きい業種は次のとおりである。(統計表第3表)

≪増加した主な業種≫

≪減少した主な業種≫

業種名 増減額 増減率 業種名 増減額 増減率

輸送用機械

2,526億円

128.4%

飲料・たばこ・飼料

-129億円

-10.0%

生産用機械

2,203億円

67.7%

業務用機械

-98億円

-10.6%

化学

655億円

12.4%

繊維

-90億円

-32.5%

また,構成比の高い業種は次のとおりである。(統計表第3表)
この3業種で全体の37.4%を占めている。

≪構成比の高い業種≫

業種名 付加価値額 構成比

化学

5,938億円

13.6%

生産用機械

5,458億円

12.5%

食料品

4,942億円

11.3%

第8図:産業中分類別付加価値額構成比

第8図:産業中分類別付加価値額構成比のグラフ

 

(2)従業者規模別の状況

規模別に前年と比較すると,小規模事業所では減少しているが,中規模・大規模事業所では増加している。(統計表第4表)

事業所規模 付加価値額 構成比 対前年
増減額 増減率

小規模事業所(4~29人)

3,693億円

8.5%

-66億円

-1.8%

中規模事業所(30~299人)

1兆7,217億円

39.5%

667億円

4.0%

大規模事業所(300人以上)

2兆2,721億円

52.1%

6,474億円

39.8%

(3)地域別の状況

地域別に前年と比較すると,県央地域では減少しているが,それ以外の地域では増加している。(統計表第5表)

地域別 付加価値額 構成比 対前年
増減額 増減率
県北地域

1兆135億円

23.2%

1,497億円

17.3%

県央地域

2,120億円

4.9%

-17億円

-0.8%

鹿行地域

5,841億円

13.4%

348億円

6.3%

県南地域

1兆2,239億円

28.0%

1,608億円

15.1%

県西地域

1兆3,296億円

30.5%

3,638億円

37.7%

(4)市町村別状況

市町村別では,古河市が最も多く,次いで神栖市,日立市の順となっている。(統計表第10表)

市町村別 付加価値額 構成比 対前年
増減額 増減率

古河市

5,033億円

11.5%

2,660億円

112.1%

神栖市

4,351億円

10.0%

77億円

1.8%

日立市

3,856億円

8.8%

977億円

33.9%

第9図:地域別付加価値額構成比

第9図:地域別付加価値額構成比のグラフ

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 6.在庫額(従業者30人以上の事業所)

平成29年末現在の在庫額は,1兆4,670億円で平成28年末現在の在庫額と比較して1,396億円(10.5%)の増加となった。
業種別にみると増加したのは16業種,減少したのは8業種であった。(統計表第6表)
前年と比較し変動の大きい業種は次のとおりである。

≪増加した主な業種≫

≪減少した主な業種≫

業種名 増減額 増減率 業種名 増減額 増減率

はん用機械

240億円

14.3%

業務用機械

-54億円

-15.5%

化学

224億円

12.0%

電子部品・デバイス

-36億円

-10.6%

鉄鋼

210億円

12.4%

飲料・たばこ・飼料

-12億円

-7.0%

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 7.有形固定資産投資総額(従業者30人以上の事業所)

有形固定資産投資総額は,4,853億円で前年と比較して386億円(7.4%)の減少となった。(統計表第5表)

(1)産業中分類別の状況

業種別にみると増加したのは10業種,減少したのは14業種であった。(統計表第6表)
前年と比較し変動の大きい業種は次のとおりである。

≪増加した主な業種≫

≪減少した主な業種≫

業種名 増減額 増減率

業種名

増減額 増減率

生産用機械

241億円

120.8%

輸送用機械

-308億円

-38.4%

化学

42億円

5.7%

食料品

-125億円

-17.7%

印刷・同関連業

26億円

47.9%

業務用機械

-89億円

-44.8%

また,構成比の高い業種は次のとおりである。(統計表第6表)
この3業種で全体の38.7%を占めている。

≪構成比の高い業種≫

業種名 投資総額 構成比

化学

785億円

16.2%

食料品

578億円

11.9%

鉄鋼

514億円

10.6%

(2)地域別の状況

地域別に前年と比較すると,県北地域では増加しているが,それ以外の地域では減少している。(統計表第5表)

地域別 投資総額 構成比 対前年
増減額 増減率
県北地域

1,003億円

20.6%

153億円

18.0%

県央地域

192億円

4.0%

-56億円

-22.6%

鹿行地域

1,218億円

25.1%

-74億円

-5.8%

県南地域

1,217億円

25.1%

-37億円

-2.9%

県西地域

1,223億円

25.2%

-372億円

-23.3%

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〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

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