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更新日:2015年3月20日
平成19年家計調査の都道府県庁所在市別ランキングを基に水戸市民の全国的な位置と特徴を見てみました。
平成19年の水戸市の1世帯あたり年間消費支出額は,4,013,702円と全国6位で県内総生産(12位)や1人あたり県民所得(18位)を上回る順位です。18年の消費支出は3,764,836円で10位でした。19年は前年と比較して248,866円(6.6%)増加しております。
この消費支出額は平成13年の405万円以来,6年ぶりに400万円を超える結果となりました。
平成19年の全国の動きをみても,7月と11月の2ヶ月を除き対前年同月比はプラスで推移し,家計消費にも若干明るさが見えてきた感がありましたが,平成20年に入り3月以降は4ヶ月連続で対前年同月比はマイナスで推移しております。
まず,毎年のように全国トップクラスにあがってくるのが,本県の特産品として非常に親しまれております納豆,かつお,しじみ,メロンです。納豆は毎年のように福島市とトップ争いをしておりますが19年は269円及ばず2位の結果となりました。そのほか19年の結果で上位にあがってきたのが,わかめ(1位),グレープフルーツ(2位),ヨーグルト(3位),みそ(4位)等です。
また,菓子類が全国3位となっています。一世帯あたりの菓子類の年間支出金額は89,064円(全国:76,160円)です。なかでも,せんべいは第1位です。せんべいは19年には8,557円と全国平均の1.6倍の消費をし,例年お隣の宇都宮市とトップ争いを演じており再び1位を奪還しました。菓子類のなかではチョコレート(4位),ようかん,ビスケット(各5位)が上位にあがっています。飲料も全国3位となっており,なかでも茶飲料(1位),ミネラルウォーター(2位)が好まれています。
家計調査の結果からは,それぞれの地域における消費の特徴がみてとれます。仙台の「かまぼこ」・宇都宮の「ぎょうざ」・福島の「もも」・鳥取の「なし」・長崎の「カステラ」などは家計消費額日本一となっており,どこの地域においても特産品を愛用する傾向がみられます。
水戸市 | しょう油,せんべい,納豆,しじみ | 福島市 | 桃,納豆,かつお,こんにゃく |
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宇都宮市 | 餃子,グレープフルーツ,だいこん | 東京都区部 | ぶどう酒,ブロッコリー,ミネラルウォーター |
前橋市 | 乳酸菌飲料,きゅうり,生うどん・そば | 横浜市 | しゅうまい,トマト,ハム,ジャム |
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