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更新日:2015年3月24日
私たちは日常生活で様々な商品を購入していますが,個々の商品には価格があり,それぞれ高くなったり,安くなったりしています。これら商品の価格(消費者物価)の平均的な動きを測定したものが「消費者物価指数」です。
それでは,物価の動きをどうやって測定するのでしょうか?簡単に言えば,いろいろな商品が詰まった“買物かご”を考えて,ある時点【基準時】と別のある時点【比較時】で,同じものを買いそろえるのに必要な費用がいくらになるかを比較して測定します。
そして,「消費者物価指数」は基準時の費用を100として,比較時の費用を比率の形(指数)で表したものです。
《具体例》
右の例では,基準時を100として,比較時の指数が105.0となりました。
これは,比較時の物価が基準時に比べて5%上昇したことを示しています。
下のグラフは,最近1年間の茨城県消費者物価指数の推移(基準時;平成17年=100,平成20年8月時点)を示したもので,前年同月比[注]で物価の上昇傾向が続いているのが分かります。
これは,ガソリンなどの石油製品や食料品の価格上昇によるものであり,原油価格や小麦など国際穀物相場の高騰の影響を受けたものと考えられます。
[注]前年同月比(%)=((今月の指数÷前年同月の指数)-1)×100
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