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更新日:2015年4月1日
間もなく平成27年国勢調査が始まります。国勢調査の結果によって様々な角度から地域を分析することができますが,「人口集中地区」(一定の基準により都市的地域として定めた地域)から本県の都市と農村の状況を見てみます。
平成22年の本県の人口集中地区は約111万人,全域に占める比率は37.3%で,都道府県の中では37番目となっており都市部への人口集中度は低い方となっています。
昭和35年以来,人口集中地区の人口は増加して来ましたが,伸び率は近年鈍化しています。
図1 茨城県の人口の推移
市町村別では日立市や牛久市,取手市などで都市部の人口比率が高くなっています。
図2 平成22年人口集中地区人口比率の上位10市町
市町村 |
人口比 |
面積比 |
|
---|---|---|---|
1 |
日立市 |
83.8 |
18.1 |
2 |
牛久市 |
75.8 |
16.1 |
3 |
取手市 |
71.5 |
18.0 |
4 |
大洗町 |
70.3 |
15.4 |
5 |
守谷市 |
68.9 |
19.6 |
6 |
土浦市 |
62.4 |
18.0 |
7 |
水戸市 |
62.4 |
15.3 |
8 |
ひたちなか市 |
59.3 |
23.3 |
9 |
龍ケ崎市 |
56.7 |
9.9 |
10 |
阿見町 |
51.7 |
8.2 |
男女比を見ると,18歳~25歳頃には就職や大学進学等のためか人口集中地区の男性の比率が高くなります。
図3 年齢別男女比(男性/女性)(平成22年)
また,人口集中地区では専門的・技術的職業従事者や販売従事者,保安職業従事者などの比率が高くなっています。
図4 職業別 人口集中地区比率の特化係数(茨城県全地域=1.00)(平成22年)
中心市街地の活性化や農業集落の維持など,都市と農村の問題への対応が課題とされている中,新しい調査結果が待たれます。
国勢調査は私たちの暮らしをより良くするため,様々な角度から社会の状況を表す貴重な資料です。今回からインターネットによる回答も可能となりますので是非ご協力をお願いします。
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