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更新日:2000年7月27日
前回は1年以上も前から、ガソリンの価格が下がり続けていることをみましたが、今回は県内主要都市のガソリンの価格の動きについてみてみたいと思います。
わずか5年半ほど前まで、ガソリンの価格はは120円台で推移していましたが、平成6年の後半から、今年4月の規制緩和による輸入自由化をみこしての乱売合戦などにより、価格が下がり始めました。昨年1月ぐらいから110円を割る都市が出始め、同年4月からは急激に下がり始めました。9月には、ついに100円を割る都市も出て、昨年の後半から今年にかけて、なお下落傾向にあります。
長引く不況に伴って、スーパーマーケットなどでは安価な輸入ガソリンを客寄せの武器にするために、自前のスタンドを店舗内に併設する動きも出ています。石油製品の自由化は、石油業界だけでなく、商業を巻き込んだ形で私たちの生活に大きな影響を及ぼそうとしています。
石油製品の輸入が自由化されたことで、ガソリンの価格がどのような動きを見せるのか、注目していきたいと思います。
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