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更新日:2000年7月27日
昭和50年代も後半に入り、急速に情報化が進み、パソコン、ワープロが私たちの家庭に普及し始めました。教育の現場でも、パソコンの科目が正規の科目として取り入れられるなど、情報化社会に対応した教育が行われています。
さらに遊びの現場でも、テレビゲームに熱中するなど画面とにらめっこしている時間が飛躍的に増加しているといわれています。
このようなことを反映してか、グラフにもみられるように、本県において、高校生の視力0.3未満の生徒の割合が昨年には33.68%となっています。これは、学年が上がるにつれ、小遣いなどがアップし、それだけテレビゲームなどのハード、ソフトの購入量が増加するからだと思われます。
これからの情報化社会を生き抜くために、早くから情報機器に親しむことは良いことかもしれませんが、視力の低下にも気をつけたいところです。
今の青少年は昔と違って、仲間と遊ぶ機会が少なくなったといいます。例えば塾に通うため、夕方遅くまで野原で遅くまで野球やサッカーのボールを追いかけ回す光景は少なくなりました。さらに、情報化の進展でテレビゲームに熱中するあまり、一人ぼっち、あるいは仲のいいほんの数人と家で画面とにらめっこ、というのが一般的なようです。
今の青少年は、共同で何かを成し遂げることが苦手だとよく言われますが、案外こんなところに原因があるのかもしれません。
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