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更新日:2000年7月27日
今年の本県の「米」作柄状況は、さきごろ平均を上回る「良」と発表されましたが、今回は県内の米の作付け状況について紹介します。
現在、数ある米の品種の中で最もおいしいとされているのが「コシヒカリ」で、これを越える品種はなかなか生まれないだろうといわれています。このためか、コシヒカリの作付けは全国に広がり、その比率は全体の3割を占めるに至っています。
本県においても「コシヒカリ」の作付けは盛んで、全体の約7割を占めています。この面積は、新潟県に次いで全国第2位。本県はまさにコシヒカリ大生産県といえるでしょう。
コシヒカリに次ぐのが「キヌヒカリ」。それまでの「大空」に代わり本県の奨励品種として1989年より作付けが始まり、今年は全体の約1割の作付けとなっています。以下「あきたこまち」「ひとめぼれ」「チヨニシキ」の順に続き、これらに「その他」の品種を含めると全体の約2割の作付けとなっています。
一方、最近ではおいしい米がますます望まれ、地域の特性を生かした新しい品種の開発も盛んで「ゴロピカリ(群馬)」や「ほほほの穂(石川)」といった新鮮で楽しいネーミングの品種が続々登場しています。
本県でも新しい品種の生産・販売がまもなく開始されます。大変期待されるところですが、消費者としてはいろいろな米の味を楽しみ、その中から自分にあった米を探してみることも楽しみのひとつではないでしょうか。
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