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更新日:2000年7月27日
今回は「学校基本調査」の結果を基に、中・高校卒業生たちの進路について紹介します。
今春卒業した生徒は、県内で中学校3万9,790人、高校3万9,475人で、それぞれ3年間の学び舎を後に新たな人生の1ページに向かって巣立っていきます。
この40年間で大きく変わったのが進学率の伸び。昭和30年代始めごろ、本県の大学進学率はわずかに9%台、11人に1人が大学進学でした。ところが今年は34%まで伸び、3人に1人が大学(短大を含む)に進学しています。(全国平均39%、本県は33位)。
ちなみに全国一の大学進学県は50%台に近い兵庫県、次いで愛知県、広島県の順になっていますが、いずれもこれらの県は受験戦争の激化しているところです。幸い本県はそこまでは至っていないのが救いでしょうか?
また一方の就職率は、今春高卒者で26%、中卒者で2%とこの40年間に大幅に減少しています。
今後も大学進学率は大幅に上昇する傾向ですが、バブルの崩壊以降、就職戦線が非常に厳しくなっており、大学生にとっては進学してからが人生の勝負どころではないでしょうか。また生徒の皆さんにとって、進学の“道”ばかりが人生の幸せにつながる“道”ではないようです。要は“努力”。自分に合った目標を見つけて個性を磨き、悔いのない人生を目指すことだと思います。いかがでしょうか。
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