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更新日:2015年4月1日
昨今のグルメブームにのって「うまいもんどころ」シリーズでは、今までに農産物や魚介類、米を紹介してきましたが、今回は畜産物を取り上げてみましょう。
本県の畜産は全国的にも盛んな方で、出荷量をみると肉豚が135万6千頭で全国3位、肉用牛が3万8千頭で同12位、ブロイラーが921万羽で同16位となっています。
この中で、本県が銘柄畜産物として力を入れているものに「ローズポーク」「常陸牛」「奥久慈しゃも」があります。ご存知でしょうか。
ローズポークは県が品種改良し、系統豚として認定された「ローズ」を母体に生産される豚肉で、肉色が淡灰紅色をしていることから1981年に命名されました。やわらかく、食べて舌ざわりがよく、風味があっておいしい肉とされ、出荷量は4万6千頭に上ります。
また、常陸牛は1976年に「常陸の国」にちなんで命名されましたが、そのブランドは黒毛和種の中から食肉取引規格(枝肉格付)で「上」以上に格付けされた優秀なものだけに与えられ、出荷量は3,700頭となっています。
奥久慈しゃもは県で育種改良した闘争性のない「しゃも」と卵肉兼用種とを交配したもので、生産地である奥久慈地域の名称を取り入れて、1985年に命名され、出荷量は現在では3万羽となっています。
輸入自由化により、外国から安い肉がたくさん入ってきています。まだまだ少ない出荷量ですが、本県の銘柄品も「うまいもんどころ」です。ぜひ一度御賞味あれ、格別のおいしさに思わずはしもすすむことでしょう。
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