ここから本文です。

更新日:2015年4月1日

花の生産量の動き-大衆向けの需要が増加-

 平成9年2月14日紙上掲載

皆さんはどんな花が好きですか。かわいいチューリップですか、それとも真っ赤なバラですか。

最近の花市場は、暮らしの中のゆとりと安らぎ志向の高まりにより順調な発展を続けてきました。本県においても花の生産量は年々増加し、10年前に比べるとグラジオラスが1.4倍の940万本(全国2位)、チューリップが3倍の775万本(全国4位)、キクが1.2倍の4,620万本(全国10位)となっています。ちなみに、茨城の「県花」であるバラは1.9倍の962万本で全国18位になっています。

グラジオラスは土浦市や石岡市、チューリップは八郷町や出島村、キクは石岡市や友部町、バラは八郷町などが生産の中心になっています。

消費傾向は、以前から主流だったおけいこ用や冠婚葬祭用の花のほか、近年は居住環境の変化、ギフト宅配便の発達などの理由で、家庭用の花の伸びが目立っています。また、バブル崩壊とともに高級な花の需要が減り,スーパーでの花束売りのような一般大衆向けの花の需要が増加しています。

きょうは食卓に花を飾って、ちょっと気分を変えてみてはいかがでしょうか。

 

主な花の生産量の推移

  • <花き生産出荷統計(農林水産省)より>

 

ページの先頭に戻る

このページに関するお問い合わせ

政策企画部統計課普及情報

〒310-8555 茨城県水戸市笠原町978番6

電話番号:029-301-2637

FAX番号:029-301-2669

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの情報は役に立ちましたか?

質問:このページは見つけやすかったですか?