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更新日:2015年4月1日
皆さんはどんな花が好きですか。かわいいチューリップですか、それとも真っ赤なバラですか。
最近の花市場は、暮らしの中のゆとりと安らぎ志向の高まりにより順調な発展を続けてきました。本県においても花の生産量は年々増加し、10年前に比べるとグラジオラスが1.4倍の940万本(全国2位)、チューリップが3倍の775万本(全国4位)、キクが1.2倍の4,620万本(全国10位)となっています。ちなみに、茨城の「県花」であるバラは1.9倍の962万本で全国18位になっています。
グラジオラスは土浦市や石岡市、チューリップは八郷町や出島村、キクは石岡市や友部町、バラは八郷町などが生産の中心になっています。
消費傾向は、以前から主流だったおけいこ用や冠婚葬祭用の花のほか、近年は居住環境の変化、ギフト宅配便の発達などの理由で、家庭用の花の伸びが目立っています。また、バブル崩壊とともに高級な花の需要が減り,スーパーでの花束売りのような一般大衆向けの花の需要が増加しています。
きょうは食卓に花を飾って、ちょっと気分を変えてみてはいかがでしょうか。
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