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更新日:2000年7月27日
本県の総面積は約6,100平方キロメートルで都道府県の中では第24位ですが,これが可住地面積となると約4,000平方キロメートルで第4位にハネ上がります。これはどういうことでしょうか。今回はこの可住地面積についてみてみましょう。
可住地面積とは,総面積から林野面積と主要湖沼面積を差し引いた,人が住み得る土地をいいます。
本県は,わが国2位の霞ヶ浦を擁しているものの,県北山間部などを除けば県土のほとんどが関東平野に属し,平たんな土地が多いことが,たとえ面積が本県より広くても山間部などが多い他の県を抑えて,北海道,新潟県,福島県に次ぐ可住地面積となっています。
続いて,可住地面積と関連するデータをみてみましょう。
まず,可住地面積の広さゆえか,1住宅当たりの敷地面積は420平方メートルで,全国一の広さです。また,県内道路の実延長距離は,国道,県道,市町村道を合わせると,なんと約5万4千キロメートルで北海道に次ぐ全国第2位の長さになります。これは,県内隅々まで広範囲に人が住むことにより道路が張り巡らせれた結果といえます。もっとも,交通事故の発生件数も多く,痛しかゆしの状況です。
このように,広々とした平らな土地に住宅が点在しているイメージの本県ですが,県の南部や西部などは東京圏からの人口流入も激しく,人口密度は1平方キロメートルあたり485人で全国でも第12位と上位になります。
県の人口もまもなく300万人の大台に乗り,広大な可住地を持つ本県の可能性はまだまだ“懐が深い”ようです。
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