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更新日:2000年7月27日
急な発病や交通事故などでけがをしたとき、昼夜を問わず119番通報で駆けつけてくれ、頼りになるのが救急車です。
1995年における本県の救急出場件数は約6万1千件となっています。これは、1日平均約166件、約8.7分に1回の割合で救急隊が出場したことになります。また、県民の48人に1人が救急隊によって医療機関に運ばれたことになります。この25年間で、出場件数は約5倍に増えており、今や救急業務は県民生活にとって不可欠なものとなっています。
この出場件数の内訳をみると、第1位が急病によるもので、全体の約半数を占め、第2位が交通事故、以下、一般負傷、転院搬送、労働災害の順となっています。
交通戦争といわれた昭和40年代は交通事故が第1位を占めており、その後、人口の高齢化の進展に伴い急病の割合が高くなってきました。このように、救急業務にも時代が反映されています。
救急業務は一刻を争っており、いかに早く現場へ到着するかが成否のかぎをにぎります。95年の出場状況は、通報を受けてから現場へ到着するまでの所要時間は5分未満が約40%で、県平均は5.7分となっています。
県民の皆さんの貴い命を救うため、県としても救急業務の高度化をさらに進めてまいります。
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