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更新日:2015年4月1日

一般廃棄物処分場-急がれるごみ減量化-

 平成9年6月6日紙上掲載

みなさんの家庭では、1日にどれくらいのごみが出ていますが。本県内の赤ちゃんからお年寄りまで含めた1人当たり1日に出すごみの量は936グラムとなっています。(平成6年度)。1家庭4人家族とすると、毎日約4キログラム近いごみが各家庭から出されていることになり、県全体では年間100万7千トン(東京ドーム約3杯分)にもなります。

これらの家庭から出される大量のごみのほとんどは、収集車が収集して、焼却施設での中間処理などを経た後埋め立て処分されます。その最終処分場についてみると、ごみの増加に伴い、その残余容量が非常に少なくなってきており、全国平均の約10年に比べ本県では3.5年で一杯になってしまう、まさに黄信号が点滅中という深刻な事態を迎えています。また、新しい最終処分場の確保についても用地問題などで非常に難しくなってきています。

このような最終処分場のひっ迫した状況や地球規模での環境汚染や資源の有限化が問題となっている中で、今までの大量消費、大量廃棄といったライフスタイルを見直し、ごみの減量化やリサイクルの促進が必要になってきます。

県としても、「ごみ減量化行動計画」を策定し、21世紀を目指した、県民・事業者・行政が一体となった、全県的なごみ減量化・リサイクル行動を推進しているところです。

折しも、今月は環境月間です。地球規模での環境を考えてみてはいかがですか。

ゴミ排出量の推移

 

 

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