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更新日:2000年7月27日

増加する外国人-20年間で6.6倍に-

 平成9年8月8日紙上掲載

最近は、海外旅行が当たり前になったり、海外留学する人が増えたりと、日本人が外国へ行く機会がかなり増えておりますが、それとは逆に、本県には一体どのくらいの外国人が住んでいるのでしょうか。

平成7年国勢調査結果によると本県に居住する外国人は、24,798人になっており、これを昭和50年当時と比べると、20年間で6.6倍に増え、特に前回国勢調査(平成2年11,088人)の時点より、13,710人増加し、2倍以上に急激に増えており、全国順位は、10位にランクされています。

これを国籍別にみてみると、従来外国人人口のほとんどを占めていた韓国・朝鮮の割合が全体の約2割に減り、替わって、東南・南アジア、ブラジル国籍の人が増えました。この理由としては、平成2年に改正入管法が施行され、日系二世、三世の者が新たに定住者としての資格を認められたためと思われます。

市町村別では、つくば市の3,534人が最も多く、次いで、水戸市1,758人、土浦市1,677人の順となっています。特につくば市に外国人人口が多い理由は、研究学園都市として、さまざまな研究施設が立地しており、世界各国から研究者、留学生などが来ているためと思われます。これを裏付けるものとして筑波大学の留学生の数をみると、昭和60年に488人(49カ国)であったのが平成8年には、1,067人(70カ国)となり、こちらも約2倍強増加し、国籍の多様化が進んでいます。現在国の数が全世界で190カ国ですから実に多くの国の人たちが茨城県に住んでいることが分かると思います。

これからは、経済のグローバル化やボーダーレス化が一層進み、より外国人と接することが多くなります。皆さんも、近くの外国人にも目を向け、身近な国際交流をしてみませんか。

国籍別外国人人口割合・人口総数の推移

 

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