ホーム > 茨城を知る > 刊行物・統計データ > いばらき統計情報ネットワーク > いばらき統計情報ネットワーク(統計課) > 統計で知るいばらき > ふるさとおもしろ統計学 > ふるさとおもしろ統計学(旧) > 乳がん-月1回セルフチェックを-
ここから本文です。
更新日:2000年7月27日
乳房は「女の命」とよくいわれますが、その女の命にとって天敵なのが乳がんなのではないでしょうか。最近は乳がんをテーマにしたテレビドラマも登場するなど女性にとって乳房の切除はそれほど深刻な問題なのです。
初期においてはしこりが唯一の症状として現れ、皮膚がむくむ、赤くなる、潰瘍(かいよう)ができるなどの症状は、かなりがんが進行してからのことです。
乳がんにかかりやすい人として次のようなことがあげられています。
欧米に比べて絶対数こそ少ないものの、グラフにみられるようにこの20年間で乳がんによる死亡者数は着実に増えています。また、乳がんは女性だけの病気ではなく、まれに男性にも発生しますので注意が必要です。本県でも1年に1人ぐらいの割合で男性が乳がんで命を落としています。
乳がんは自分で発見しやすいがんの一つで、注意してさえいれば早期発見も比較的容易です。乳がんの予防には、積極的に乳がん検診を受けることが大切ですが、毎月1回自分で乳房に触ってしこりができていないかどうかを確認することが何よりも重要です。バストの豊かな女性ほど発見が遅れる傾向があるといわれますが、一般的に乳房の小さい日本人には、もともとしこりを見つけやすく、簡単で極めて有効な方法です。しこりがあった場合は、ためらわず専門医を訪れて、エックス線検査や超音波検査などを受けることが必要です。早期に発見できれば、治癒する確率の高いがんですので、とにかく月に1度は乳房のセルフチェックを行うことが乳がん予防の第一歩です。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください