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更新日:2000年7月24日
1位広島県、2位千葉県と福岡県、4位神奈川県、5位東京都、6位愛知県、7位埼玉県。平成8年社会生活基本調査によると、この1年間にスポーツ観戦した(テレビで見た場合を除く)人の割合を都道府県別に並べるとこのようになります。この順位でお気づきと思いますが、これらの都県はプロ野球やJリーグなどチームの本拠地を有しており、年間を通じてし合うが身近に見られる環境にあるからといえます。ご存じのように、1位の広島県は広島カープやサンフレッチェ広島、2位の千葉県は千葉ロッテマリンズや柏レイソル、ジェフ市原、同じく2位の福岡県も福岡ダイエーホークスやアビスパ福岡の本拠地となっています。特に地方圏の中核を担っている広島県や福岡県では、地域でスポーツを育て支援して、自らも楽しもうという面があるようです。
さて、本県ではどうでしょうか。スポーツ観戦をした人の割合は、平成3年には21.3%(15歳以上)で全国27位でしたが、平成8年には22.2%(10歳以上)で全国11位になりました。調査の対象が同じでないために単純に比較はできませんが、順位だけでみると5年間で実に16位も上昇しています。このようにスポーツ観戦が伸びた理由として、やはり鹿島アントラーズの存在が挙げられるのではないでしょうか。Jリーグの開始当初の観戦チケットの入手の困難さは記憶に新しいところです。また、アントラーズサポーターの熱狂ぶりはJリーグの中でも随一のものといえるでしょう。今後は、県営鹿島サッカースタジアムの拡張も予定されており、2002年のW杯開催地にもなっているなど、本県のサッカー熱はますます上昇カーブを描くものと予想されます。
ところで、ともすればこの季節寒さのために外へ出かけるのがどうしてもおっくうになり、スポーツ観戦となるとテレビになりがちです。
年末年始にかけて、駅伝、サッカー、ラグビーを始めとして多くのスポーツが行われました。また、大相撲初場所が始まり、長野冬季五輪の開幕も迫ってきています。
本県はサッカーのみならず、東京にも近いためちょっと足をのばせばいろいろなスポーツに接することができます。スポーツの醍醐(だいご)味を堪能するとしたらやはり会場へ出かけて観戦するのが一番なのではないでしょうか。今年はぜひスポーツの観戦に出かけてみてはいかがですか。
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