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更新日:2000年7月24日

ボランティア活動-地域密着型の活動増加-

 平成10年3月13日紙上掲載

「ボランティア」よく耳にする言葉ですが、社会をより良くしていくため、自分の技能と時間を自主的に無報酬で提供する人たちをいいます。活動に対する関心は、阪神・淡路大震災以後、特に、高まっています。震災のときは、若者をはじめ多くのボランティアの方々が活動している姿をテレビなどで見て、すがすがしい気持ちにになった方も多いのではないでしょうか。

さて、総務庁が行った平成8年社会生活基本調査によると、全国で、過去1年間に活動を行った人は、2,638万3千人で、15歳以上人口に占める割合(行動者率)は、25.3%となっており、これは、実に4人に1人の割合で活動していることになります。本県においては、66万人が活動し、行動者率は、27.1%であり、これは、全国と比べて1.8ポイント高くなっています。活動の内容では地域社会や居住地域での道路や公園の清掃、交通安全運動などの身近な活動が多くを占めています。中でも、月1日以上活動した人(継続的行動者)は全国ベースで昭和61年3.8%、平成3年4.0%、8年4.2%と毎回増えており、熱心な人が増えているといえるのではないでしょうか。

また、30歳後半の女性の行動者率が高く、特に、児童・老人・障害者を対象とした活動については、男性の約1.7倍にもなり、際だって高くなっています。

活動をした人の多くがやって良かったという感想を持っています。活動そのものに対する満足感にプラスして自分自身が成長できることもボランティア活動の魅力ではないでしょうか。特に、最近では、企業などでもボランティア休暇活動制度を導入するなど積極的に活動を支援し、社会貢献に対し注目が集まってきています。
皆さんも、ちょっと勇気を出し活動に参加してみませんか。

 

ボランティアの行動者率と地域社会の継続的行動者率の推移

 

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