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更新日:2000年7月24日
近年、本県の消費者ニーズも大分様変わりし、単に物を購入するという感覚から買い物を楽しむというアメニティが求められるようになってきました。
みなさんは、普段買い物をどこでしますか?近くのお店ですか、コンビニエンスストアですか、それとも。
商業事情も大分変化し、コンビニエンスストアや郊外型の量販店など新しい業態が次々に増えてきました。
平成6年商業統計調査によると、小売店全体の店舗数は減少しているものの、本県においては大型店の増加率が51.1%と全国でも郡を抜いて増加しております。店舗数でも161店舗(315→476店舗)と千葉県に次いで第2位の増加数です。
これは、本県が可住地面積が広く人口が分散していることやマイカーの普及率が高いことなどから郊外の方に立地してもマーケットとしての魅力が期待できるなどの要素があるのではないかと思われます。また、最近の大型店では、品揃えなどの量的な側面ばかりでなく、夜9時まで営業したり、元旦も営業する店も出現しており、わずか数年の間に質的な面でも変化しております。
大型店の増加率が高いのは、本県のほか栃木、群馬、千葉などの大都市近郊圏に多く見られます。
来るべき21世紀を迎え規制緩和がますます進んで行くことが予想される中で、本県の商業地図が今後どのように変化していくのか、想像もつかないほどです。コンピュータの普及により、家庭にいながらショッピングができるようになるとも言われております。
しかしながら、このように私たちの生活が便利になることは結構なことですが、かつての商店街にみられたような活気とふれあいがなくなるのはちょっと寂しいような気もしますが…。
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