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更新日:2000年7月24日

世帯人員-「1人暮らし」1番多く-

 平成11年4月23日紙上掲載

「日本では,何人暮らしの世帯が一番多いでしょうか」と問われたら,皆さん何と答えますか。正解は「1人暮らし」の世帯です。
平成7年の国勢調査によると,全国の4390万世帯のうち,1人世帯が1124万世帯(25.6%)で最も多く,以下,2人世帯(1008万世帯,23.0%),4人世帯(828万世帯,18.9%),3人世帯(813万世帯,18.5%)と続きます。

平成2年の国勢調査と比べると,1人世帯の数は19.7%,2人世帯は20.4%増加したのに対し,4人以上の世帯はいずれも減少しています。
1世帯当たりの人員が,平成2年調査では2.99人でしたが,平成7年調査では2.82人に減っており,世帯の規模が小さくなっていることが分かります。

次に,本県では,何人暮らしの世帯が一番多いでしょうか。正解は「4人暮らし」です。
平成7年の国勢調査によると,4人世帯が20.8%を占めて最も多くなっています。とは言っても,1人,2人,3人の各世帯の割合はいずれも20%前後であり,4人世帯の割合と大きな差はありません。

本県では,1世帯当たりの人員が,昭和35年頃までは5人を超えていましたが,その後急激に減り続け,平成7年調査では3.17人になっています。

今後,世帯人員はどのように変動するでしょうか。気にかかるのは65歳以上の1人世帯の増加です。平成7年調査では,65歳以上の1人世帯は全国で220万世帯ありました。これは,平成2年調査と比べて,57万世帯,35.5%も増加しています。
本県においても,平成7年調査では,65歳以上の1人世帯が3万6百世帯あり,平成2年調査に比べて8千5百世帯,38.4%増加しました。
少子・高齢化が進む中で,高齢者の1人暮らしは,引き続き増加することが予想されます。私たちが豊かな長寿社会を作るためには,とても気になる数字です。

一般世帯の世帯人員別割合

 

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