ホーム > 茨城を知る > 刊行物・統計データ > いばらき統計情報ネットワーク > いばらき統計情報ネットワーク(統計課) > 統計で知るいばらき > ふるさとおもしろ統計学 > ふるさとおもしろ統計学(旧) > 2000年国勢調査の勘所-県人口の増加,どれくらい?-
ここから本文です。
更新日:2015年4月1日
10月1日は国勢調査の日です。9月下旬から国勢調査員がみなさんのお宅にお伺いし,調査票を配布しますので御協力をお願いします。この国勢調査は我が国に住んでいるすべての人を対象とする国の最も基本的な統計調査で,国内の人口や世帯の実態を明らかにするため,5年ごとに行われます。そこで,今回は2000年国勢調査の勘所を3点ほどご紹介します。
本県の総人口は,大正9年(1920年)の第1回調査では1,350,400人でしたが,前回平成7年(1995年)の第16回調査では2,955,530人で,75年間に2.2倍になりました。また全国順位は第1回の13位から11位に上がっています。
近年全国的に人口の伸びが鈍化していますが,本県の人口増加はどれ位か関心が集まっています。
地域別に人口の推移をみると,県南地域は,昭和40年代に着手された筑波研究学園都市の整備をはじめ,東京通勤圏にある常磐線沿線の地域開発等でこれまでは人口が増加してきています。県の常住人口調査結果では,昭和46年以降平成7年まで,人口増加率第1位は県南地域の市町村でした。特に旧桜村(つくば市)は昭和49年から4年連続,守谷町は昭和57年から9年連続第1位でした。各地域の特色を活かした均衡ある発展を考えるうえで,各地域の動向が注目されるところです。
第1回調査の大正9年と前回調査の平成7年とを比較してみると,年少人口(0~14歳)の割合は約3人に1人から6人に1人へと減少し,老年人口(65歳以上)は約16人に1人から7人に1人へと増加しています。今後さらに少子高齢化が進むと思われますが,この対策を考えるためにも,今回の国勢調査の結果が待たれるところです。
このページに関するお問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください