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更新日:2002年7月22日

映画館の入場者数-夏休みと春休みに集中-

 秋は文化の季節,芸術の秋といいます。気軽な芸術鑑賞として,映画館へ出かけてみてはいかがですか。家族と行くもよし,恋人と行くもよし。なんてったって,デートの定番です。え?混んでいるのがいやだって?では,入場者の状況を,統計データから調べてみましょう。

平成9年の特定サービス産業実態調査によると,茨城県には映画館が29館あり,年間入場者数は1,227,386人ですから,1館あたり年間42,323人(1日あたり115人)が入場していることになります。次に月別入場者数をみると,1番少ない月は11月で40,886人,年間入場者数の3.3%で,次いで2月,10月の順です。それでは,入場者数が1番多い月はいつでしょうか?答えは8月で240,222人,年間入場者数の19.6%,11月の約6倍の入場者があります。次いで7月,3月の順となっており,夏休み,春休みの時期に入場者が集中しているようです。
また,曜日別入場者数を見てみると,全体の35.3%が平日の5日間で,土曜日が27.4%,日曜・祭日が37.3%となっていますから,1日当たりでは平日よりも土曜日が約3.9倍,日曜・祭日が約5.3倍の入場者があるということになります。

これらの結果から,8月の日曜・祭日が最も入場者が集中して混んでいる時期で,映画を観るなら11月の平日が穴場ということができます。もっともこの結果は統計調査の数字から出したものなので,上映される映画によって入場者数は異なるというのはご承知の通りです。

レンタルビデオが普及する中,映画館はちょっと押され気味と見られているようですが,映画館には映画館でしか味わえないよさがあります。できれば混んでいる時期を避けて,迫力の画面と音響で映画の世界に浸るのもいいのではないでしょうか。

 

映画館月別入場者数

  • 資料:平成9年特定サービス産業実態調査報告書(映画館編)
    平成10年12月16日刊 通商産業省大臣官房調査統計部・編

 

 

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