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更新日:2015年4月1日

年末ジャンボ宝くじ1等-1,000万枚に当たり2.8本-

 平成12年11月25日紙上掲載

庶民の夢-宝くじ。マニアの方は別として,皆さんも一度ぐらいは一攫千金を夢見て宝くじを手にしたことがあるのではないでしょうか。間近にせまる年末ジャンボ宝くじの発売にちなんで,今回は宝くじについてご紹介します。

ところで,宝くじはいつから始まったかご存知ですか?宝くじの歴史は古く,約370年前の江戸時代初期までさかのぼります。摂津箕面(せっつみのお)=現在の大阪=の瀧安寺(りゅうあんじ)で,正月の元旦から7日までに参詣した善男善女が,自分の名前を書いた木札を唐びつの中に入れ,7日の日に寺僧がキリで3回突き,当選者を選び出し,福運のお守りを授けたのが起源とされています。
戦後では,終戦の2ヵ月後にはすでに,1枚10円,1等賞金10万円の「政府第1回宝籤(くじ)」が発売されています。映画館の入場料が1円の時代,宝くじ自体もかなり高価なものだったのですね。
その後,昭和54年,つくば市での科学万博開催が決まった年にジャンボ宝くじが発売されています。

茨城県内の年末ジャンボ宝くじ発売枚数は,平成7年には約1,050万枚でしたが,11年には約1,134万枚にもなっています。この発売枚数は,赤ちゃんからお年寄りまで含めて県民1人当たり3.78枚(1,134円)も購入したことになります。

さて,宝くじの“当たりはずれ”は誰もが気になるところですが,過去5年間の年末ジャンボ宝くじの1等当選状況をみると,全当選本数1,203本中,東京都は245本,本県は15本で,20番目になります。これを発売枚数1,000万枚当たりの1等当選本数でみると,茨城県は2.8本(発売枚数5,300万枚),東京都は3.4本となっています。この差を皆さんはどう感じますか?
ともあれ「夢は心のオアシス」。20世紀最後のこの時に気軽に“運だめし”を楽しむ方も多いのではないでしょうか。あなたの手にした1枚の宝くじがあなたの21世紀の夢をいっぱい描いてくれればいいですね。

 

茨城県年末ジャンボ宝くじ発売枚数と一人当たり購入額の推移

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